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令和7年度愛知県防災貢献団体表彰 受賞団体

ページID:0559899 掲載日:2025年11月26日更新 印刷ページ表示
11 住み続けられるまちづくりを

 

豊橋市:旭校区防災会連絡協議会

団体が結成された経緯

 豊橋市の中央部の北部に位置し、中心市街地と周辺部に挟まれた落ち着いた環境の住宅地になる。
 昭和27年、東田校区と八町校区の一部が統合して発足した校区である。
 少子化・高齢化が進む中、住民の和と絆を深めながら、安全で住みよい地域づくりを目指した活動を展開している。

活動地域・団体の特徴

 国道1号線、主要地方豊橋大知波線(多米街道)、豊橋鳳来線(下条街道)、県道豊橋環状線(青陵街道)などの幹線道路が整備され、各方面の路線バスのほか、路面電車(市電)が走るなど、公共交通の便にも恵まれている。
 高齢化が進む中、20代30代の若年世帯の転入もある。自治会長や防災会長などが中心となり、住民は幅広い世代が協力して地域防災力の向上に向けて活動している。

活動内容の詳細

 豊橋市立旭小学校が最寄りの避難所として想定し活動しているが、私立・藤ノ花女子高等学校も最寄りの避難所として十分機能するように、より検討がされるようになった。
 実際に発災した時には公立小学校だけでは足りないことを理解し、もう一つの避難所である私立学校法人との連携を深め、実際の施設をお借りして避難所訓練を毎年重ねてきている。使ってみないとわからない問題点を検討し、新しい課題を見つけ、問題解決に向けて一丸となっている。

活動するうえでの課題・問題点

・多くの住民が私立高校を利用することがなく、施設を理解するにも学校の協力があっての防災訓練を行う必要がある。
・世代を超えた活動の推進。
・避難所での問題点を見つけ出す難しさ。
・地域と学校との関係を深める活動。

今後の活動予定

 継続した訓練を行い、問題を発見する事、解決することの必要性を自治会全体で共有し活動へとつなげること。
 継続した繰り返しの訓練と、新しく企画する訓練のように創出する訓練を続けていくこと。
 世代に関係なく、地域の防災意識の向上を目指し活動を継続すること。

美浜町:奥田北区民自主防災交流会

団体が結成された経緯

 奥田北区民による自主的な防災活動を通じ、区民の防災意識の向上と地域のつながりを強めることを目的に結成した。

活動地域・団体の特徴

【活動地域】
 奥田北地区

【団体の特徴】
 家族で参加できる防災訓練、「さぁ!みんなで助け合おう!」の企画・運営を実施している。会員が、保育所・小学校・公園等にて防災訓練の開催の呼びかけを行うことで、幅広い年齢層の訓練参加につながっている。

活動内容の詳細

 2013年から、防災訓練「さぁ!みんなで助け合おう!」を実施している。
 特に、女性の参加者を増やすため、主婦のネットワークを活用し、新たに地区に転居してきた家族への声掛けを積極的に行っている。訓練参加者の大半が、育児世代の若い家族である。

活動するうえでの課題・問題点  南海トラフ地震が危惧される北奥田地区の住民の防災意識を高めることに必要性を感じている。また、近年、地区での運動会や葬式が行われなくなり、地域住民の多世代交流の場が減少していることを課題と感じている。

今後の活動予定

 継続していくことで、住民の自助や共助の意識の向上を目指す。
 また、人々が集まる場を作ることで、住民同士の世代を超えた交流の機会を提供したいと考えている。

津島市:特定非営利活動法人防災津島の会

団体が結成された経緯

 平成24年に、防災啓発及び減災に関する事業を行い、市民防災意識向上に係わる問題の改善や解決を図り、地域の防災力の向上と安全安心の増進に寄与することを目的に設立された。

活動地域・団体の特徴

 市民の防災意識向上に係わる問題の改善や解決を目的として、市民の防災意識及び知識の向上を目指し、市民目線での活動を行っている。

活動内容の詳細

 みずから守るプログラムや家具転倒防止のための金具取付事業、住民向けの防災学習講座など、主に市民に根ざした事業を中心に活動している。

活動するうえでの課題・問題点

 会員の多くが仕事を持ちながら活動しているため、活動時間の調整が難しい。また、男性会員が少ないという課題がある。

今後の活動予定

 県が行うみずから守るプログラムの推進や、津島市から委託を受ける防災学習講座を主に、海部地域の自主防災会・コミュニティ・小中学校などへの防災活動の支援を行う。