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愛知県困難な問題を抱える女性支援事業費補助金
目的
近年、女性が抱える困難な問題は、DV被害や性的な被害、経済的困窮、家族関係の破綻など、多様化・複雑化・複合化しています。そこで、県内の様々な困難な問題を抱える女性への支援を充実させるため、公的支援の枠組みでは対応が難しい取組を行う民間団体の活動に対し補助金を交付します。
対象事業
(1)アウトリーチ・居場所づくり事業
性的な被害、家庭の状況、地域社会との関係性その他の様々な事情により日常生活又は社会生活を円滑に営む上で困難な問題を抱える女性への支援を実施します。
区分 | 事業 | 内容 |
---|---|---|
必須 | (1)夜間見回り等 | 深夜の繁華街等を巡回しての声掛け、相談支援や、ICTを活用したアウトリーチなどを実施する。 |
(2)相談及び面談 | 相談窓口を設置し、電話やメール、SNS等による相談や面談を実施する。 | |
(3)連携会議への参画 | 愛知県主催の会議(月1回程度、集合もしくはオンライン)に参加する。 | |
任意 | (4)居場所の提供 | 必要とする女性に一時的な居場所を提供し、食事提供などの日常生活上の支援や、悩みに対する相談支援を実施する。 |
(5)自立支援 | 一定期間継続的な支援が必要と判断される女性等について、自立支援計画を作成し、関係機関への同行支援や連絡調整、その他必要な支援を実施する。 |
(2)民間シェルター入所者等自立支援推進事業
シェルター等施設に入所等している(もしくはしていた)DV被害者等(家庭関係の破綻や生活困窮、ストーカー被害等を含む。)に対し、退所後も支援の切れ目が生じないよう、自立に向けた総合的かつ中長期的な支援を実施します。
(取組例)
〇自立に向けた支援の実施
・対象者の状況に応じた効果的な心身回復及び自立支援プログラムの導入
・地域で自立に向けた生活再建を図るステップハウスでの支援
・退所後に生活上の各種相談や心理的な安定を確保するための居場所・交流会等の運営 等
〇退所後の継続的なアウトリーチ支援の実施
・退所後に必要な各種相談・手続きに係る行政機関等の関係機関への同行支援
・家庭訪問による家族への一体的な相談支援 等
※過去に実施していない取組(新規事業)である必要があります。ただし、既存の取組であっても、全国的に見て特に先進的な取組の充実を図るものであれば対象とすることがあります。
※既存の取組の単純な拡充を内容とするものは対象となりません。なお、先進的な新規事業の実施に伴い、一体的に実施する必要がある追加的な部分については一定の範囲内で対象とすることができます。
※他の補助金を受けて実施することが可能な既存の事業は対象となりません。
対象経費等
基準額
1事業あたり上限額 100万円
※応募者多数の場合は、100万円を下回る場合があります。
補助率
10分の10
支払方法
全額概算払
対象経費
事業実施に必要な報酬、給与、賃金、謝金、旅費、需用費、役務費、委託料、使用料及び賃借料(シェルターやステップハウスの賃料を除く。)、備品購入費(単価30万円未満のものに限る。)等
事業実施団体の公募について
次のとおり、補助事業を実施する団体を募集します。
募集期間:2025年3月31日(月曜日)から2025年4月11日(金曜日)まで
※対象団体等の詳細は「実施要綱」をご参照ください。
応募方法:「募集要領」をご確認いただき、必要書類をメールもしくは郵送にて、下記「問合せ先」までご提出ください。
関連要綱等
・愛知県困難な問題を抱える女性支援事業費補助金 交付要綱 [PDFファイル/269KB]
・交付要綱様式1-3 実施計画書(Word) [Wordファイル/19KB]
・交付要綱様式1-4 収支予算書(Excel) [Excelファイル/13KB]
・交付要綱様式1-5 団体活動状況調(Word) [Wordファイル/15KB]
・愛知県困難な問題を抱える女性支援事業 実施要綱 [PDFファイル/275KB]
・実施要綱様式第1 自立支援計画 [Excelファイル/12KB]
・実施要綱様式第3-1,3-2 実績件数等調書 [Excelファイル/31KB]
・愛知県困難な問題を抱える女性支援事業費補助金 募集要領 [PDFファイル/244KB]
問い合わせ先
愛知県福祉局福祉部地域福祉課 生活困窮者支援グループ
電話:052-954-6627(直通)
メール:chiikifukushi@pref.aichi.lg.jp
住所:〒460-8501 名古屋市中区三の丸三丁目1番2号