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愛知県知多地域の概要

ページID:0006479 掲載日:2013年10月2日更新 印刷ページ表示

1 自然的・経済社会的条件

 当地域の管内は、名古屋市に隣接した知多半島の5市5町からなっています。地勢は、第三紀層に占められた中央部と、それに連なる洪積台地であり、標高は-1~130メートル程度で複雑な地形を形成しています。

 地域の総面積は約391平方キロメートル(南北に細長い半島で、南北に約40キロメートル、東西は最短4キロメートル、最長で14キロメートル)、人口約61万5千人で、半島を南北にJR及び名鉄の鉄道線路や国県道・知多半島道路等により域内及び都市部との交通網が発達しています。

 知多半島南部は、風光明媚な三河湾国定公園に指定されており、潮干狩り、海水浴、みかん狩りなど、四季を通じて観光客が多く訪れています。

 なお、平成17年2月、常滑沖に開港したした中部国際空港(セントレア)とアクセス道路等の整備により、農林水産物の新たな需要と販売機会の増加、農林水産関連観光施設への客の増加などが期待されています。

2 農林水産業の概要

 当農林水産事務所管内の販売農家数は4,078戸で、うち主業農家数は917戸で、準主業農家数は957戸、副業的農家数は2,204戸となっています。

 耕地面積でみますと9,179haで(県全体の11.7%)、樹園地を含めた畑が50.7%と田より多いのが知多地域の特徴です。

野菜です

  知多地域の農業は、酪農を中心とした畜産、花き、野菜、果樹及び稲作など、多種多様な農業が行われています。 

牛です
 また、特用林産物については、エリンギ、タモギタケ、シイタケ等のきのこが栽培されています。特にエリンギは、本県の林業センターが全国で初めて人工栽培技術を確立したきのこで、管内の生産量は県下の92.0%のシェアを占めています。
林業写真

 一方、知多地域は水産業も盛んで、漁業経営体、漁船隻数、漁獲量も県内のほぼ半数を占めています。

漁業の種類は、船びき網漁業、小型底びき網漁業、釣り、のり養殖業などの沿岸漁業が主で、全国でも本県が上位の生産量を誇っている、とらふぐ、いかなご、しらす、かたくちいわし、あなご、しゃこ、のりは知多地域で多く生産されています。

 また、安定した漁業生産ができるように、稚魚を放流し資源の維持・増大を図る栽培漁業や、資源量を考慮し漁獲制限をするなど、資源の保護管理に努めています。

水産業写真

知多管内農業・林業・水産業の主要指標

知多の農林水産業PRパンフレット「知多のおしながき」

問合せ

愛知県 知多農林水産事務所
電話:0569-21-8111(代表)
E-mail: chita-nourin@pref.aichi.lg.jp