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主な食中毒とその予防対策 【セレウス食中毒】

ページID:0005991 掲載日:2010年12月8日更新 印刷ページ表示

概要

セレウス食中毒
概要

・この食中毒は以前は、わが国では発生例が少なくあまり知られていなかったが、北欧や東欧諸国では1900年代の初頭から多数報告されていた
・昭和58年以後、全国で毎年十数件の食中毒が見られる
・この食中毒には下痢型と嘔吐型の2種類ある

性質

・下痢型の場合は、コレラエンテロトキシンに似た作用を有する下痢毒素を産生すると言われている
 下痢毒素は56℃、5分の加熱で失活する
・嘔吐型の場合は嘔吐毒を芽胞形成期に産生すると言われている
 嘔吐毒は126℃、90分の加熱に耐える
・潜伏時間は下痢の場合は8~16時間、嘔吐型の場合は1~6時間
・土壌、水、植物表面など自然界に広く分布

原因食

下痢型事例で多くみられるもの
 食肉製品、スープ、ソース

 

嘔吐型事例で多くみられるもの
 米飯類(焼飯、ピラフ等)
 めん類(スパゲティ、焼そば等)  

主な症状

下痢型(ウェルシュ菌食中毒に似る)
・下痢(極めて頻発)
   (腹痛を伴い嘔吐はまれ)

嘔吐型(黄色ブドウ球菌食中毒に似る)
・嘔吐(極めて頻発で激しい。)
   (通常下痢はない)  
予防対策

・原料、環境からの食品の汚染を防止する
・低温に保存する(この場合、食品を少量に分け急速に保存温度に達するようにする)
・調理後、早く食べる(2時間以上放置しない)

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問合せ

愛知県 健康福祉部 保健医療局生活衛生課

E-mail: eisei@pref.aichi.lg.jp