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主な食中毒とその予防対策 【黄色ブドウ球菌食中毒】

ページID:0006013 掲載日:2010年12月8日更新 印刷ページ表示
黄色ブドウ球菌の顕微鏡画像

         <撮影:愛知県衛生研究所>

概要

黄色ブドウ球菌食中毒
概要

この菌による食中毒は毒素型であり、黄色ブドウ球菌が食品の中で増える時に作り出したエンテロトキシンという毒素を食品と一緒に食べることによりおこる
ほぼ年間を通じて発生しているが、夏期に多い

性質

・毒素(エンテロトキシン)は熱に強く、通常の調理法では破壊されない
(100℃、30分に耐える)
・潜伏時間は平均2~3時間(1~6時間がほとんど)
・人の口腔、鼻、咽頭の粘膜、皮膚に常在し、化膿巣、咽頭炎、風邪時は菌巣となる

原因食

・弁当、おにぎり、柏餅などの穀類及びその加工品
・シュークリーム、生クリームを使用した菓子
 (調理加工時に素手で扱うものに多い)

主な症状

・嘔気、嘔吐が激しいのが特徴(5~10回以上)
・腹痛
・下痢
・発熱はほとんどみられず、死亡に至ることはまずない(通常は一過性である)

予防対策

・手指にキズ(化膿巣)のある人は調理に従事しない
・手指は常に清潔にし、十分手を洗う
・専用の手袋等を利用する
・飲食物の冷蔵保存(5℃以下)
・調理後早く食べる

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問合せ

愛知県 健康福祉部 保健医療局生活衛生課

E-mail: eisei@pref.aichi.lg.jp