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主な食中毒とその予防対策 【ウェルシュ菌食中毒】

ページID:0006019 掲載日:2010年12月8日更新 印刷ページ表示

概要

ウェルシュ菌食中毒
概要

・本菌は自然界に広く分布する芽胞形成細菌で、芽胞を形成する過程で産生される毒素(エンテロトキシン)により発症する
・発症には生きた細菌が必要であり、生体内で芽胞形成、毒素産生するので、「生体内毒素型」といわれる
・産生する毒素によってA,B,C,D,Eの5型に分けられ、食中毒を起こすのは大部分がA型菌で、件数は少ないが年間を通して発生している

性質

・一般的な発育温度は20℃~50℃で、至適発育温度は43℃~46℃である
・ウェルシュ菌の芽胞(A型)は熱に強く100℃、1~4時間の加熱でも死なない
・酸素の少ない嫌気状態で増殖する
・潜伏時間は8~22時間(通常は12時間前後)
・人や動物の腸管内、土壌、下水などに広く分布

原因食

・一般に動物性たんぱく食品、特に加熱調理後数時間から一夜放置されたものに多い
・冷し中華、カレー等の事例もある

主な症状

・下痢(数回~10回以上、水様性、時には粘血便、1日くらいで正常に戻るものが多い)
・腹痛(嘔吐、発熱は少ない)

予防対策

・加熱調理後、すぐ食べる
・肉類の調理に特に注意し、加熱後冷却する場合は、速やかに冷却する
・多量の肉を冷却する時は少量に分けて、中心部の冷却に時間がかからないようにする
・びん等の密閉容器は嫌気状態を作りやすいので注意を要する

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問合せ

愛知県 健康福祉部 保健医療局生活衛生課

E-mail: eisei@pref.aichi.lg.jp