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令和3年度全国学力・学習状況調査 愛知県の結果について
令和3年度全国学力・学習状況調査 愛知県の結果について
1 本県の実施状況
学校数(校) | 児童・生徒数(人) | |||
---|---|---|---|---|
愛知県(公立) | 全国(公立) | 愛知県(公立) | 全国(公立) | |
小学校・小学部 | 968 | 18,857 | 65,434 | 994,527 |
中学校・中学部 | 418 | 9,320 | 60,058 | 903,585 |
2 教科に関する調査の結果
県全体の傾向
- 平均正答率は、小学校国語で全国より2.7ポイント低く、その他については小・中学校全ての調査で全国値の±0.8ポイント以内であった。
- 前回調査(平成31年度調査)と比較すると、小学校では、国語、算数ともに全国の平均正答率とのポイント差は縮まっている。
- 中学校では、国語は全国と同程度の結果であった。数学は、全国の平均正答率よりもやや高く、中間層が多いという特徴が見られた。
調査区分ごとの傾向(公立)
校種 |
調査区分 【問題数】 |
県(整数値)/国 上:平均正答率(%) 下:<平均正答数>(問) |
主な傾向 (平均正答率と正答数別の分布の 全国との比較) |
---|---|---|---|
小学校 |
国語 【14問】 |
62/64.7 <8.7/9.1> |
全国より低く、上位層が少ない。 |
算数 【16問】 |
70/70.2 <11.2/11.2> |
正答率、分布ともに全国とほぼ同程度である。 | |
中学校 |
国語 【14問】 |
64/64.6 <9.0/9.0> |
正答率、分布ともに全国とほぼ同程度である。 |
数学 【16問】 |
58/57.2 <9.3/9.1> |
全国よりやや高く、中間層が多い。 |
3 児童生徒質問紙調査の結果
質問項目 | 県/国(%) | 差 | |
---|---|---|---|
小学校 |
・人が困っているときは、進んで助けている。 ・自分と違う意見について考えるのは楽しい。 ・今住んでいる地域の行事に参加している。 |
89.9/88.7 71.1/70.1 61.4/58.1 |
+1.2 +1.0 +3.3 |
中学校 |
・人が困っているときは、進んで助けている。 ・自分にはよいところがある。 ・今住んでいる地域の行事に参加している。 |
89.3/88.5 77.2/76.2 45.2/43.7 |
+0.8 +1.0 +1.5 |
質問項目 | 県/国(%) | 差 | |
---|---|---|---|
小学校 |
・難しいことでも、失敗を恐れず挑戦している。 ・家で自分で計画を立てて勉強している。 ・地域や社会をよりよくするために何をすべきかを考えることがある。 |
69.5/70.9 69.8/74.0 49.5/52.4 |
-1.4 -4.2 -2.9 |
中学校 |
・難しいことでも、失敗を恐れず挑戦している。 ・家で自分で計画を立てて勉強している。 ・地域や社会をよりよくするために何をすべきかを考えることがある。 |
62.3/65.9 59.8/63.5 39.2/43.8 |
-3.6 -3.7 -4.6 |
項目 | 小学校 県/国(%) | 中学校 県/国(%) |
---|---|---|
・勉強について不安を感じたか。 ・計画的に学習を続けることができたか。 ・規則正しい生活を送っていたか。 |
55.6/55.2 62.8/64.6 62.1/63.1 |
62.2/62.8 34.6/37.6 45.4/48.4 |
4 調査結果の活用に向けた愛知県の取組
- 全国学力・学習状況調査の結果を詳細に分析し、県としての課題を明確にする。
- 分析結果から得られた課題に対する具体的な授業改善等の解決策を示した「授業アドバイスシート」を取り入れた「学力・学習状況充実プラン」を作成する。
- 小・中学校において、個に応じたきめ細かな指導を行うために、少人数指導を継続する。
- 県内の1市に「深い学び」を実現する指導と評価の改善に関する研究を委嘱し、その取組内容を市町村教育委員会及び小・中学校に対して広く周知する。
5 令和3年度学力・学習状況充実プランについて
全国学力・学習状況調査の結果を指導の改善に生かすため、「学力・学習状況充実プラン」を市町村教育委員会及び各学校へ配付する。
本ホームページにも公開予定
6 市町村別、学校別の平均正答率等の公表について
問合せ
愛知県 教育委員会事務局 義務教育課
E-mail: gimukyoiku@pref.aichi.lg.jp