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令和7年度第1回道徳推進会議の概要

ページID:0536115 掲載日:2025年7月23日更新 印刷ページ表示

令和7年度第1回愛知県道徳教育推進会議を開催しました。

 令和7年7月1日(火曜日)愛知県三の丸庁舎で、令和7年度第1回愛知県道徳教育推進会議を開催しました。

 開催目的は、本県の学校における道徳教育をより効果的に推進するとともに、道徳教育の充実・推進に向けて、県民全体で取り組む気運の醸成です。

 今回の会議では、令和7年度の協議題「よりよい生き方を実践する力を育む道徳教育の充実-地域の特色を生かした道徳教育の推進-」について、多方面からの御意見・御助言をいただきました。その内容を報告いたします。

推進会議の概要

日時:令和7年7月1日(火曜日)10時00分~正午

会場:愛知県三の丸庁舎 803会議室

 

1 開会

 

2 愛知県教育委員会あいさつ(義務教育課長)

 

3 委員等紹介

 

4 議長・副議長選出

 

5 議長・副議長あいさつ

 

6 議事

【報告事項】

(1) 令和6年度 愛知県道徳教育の取組について

(2) 令和7年度 愛知県道徳教育推進会議の協議題について

 

【協議事項】  

(1) 協議内容

ア 研究推進校からの研究計画報告

 ・ 稲沢市立小正小学校

 ・ みよし市立緑丘小学校

 ・ 春日井市立南城中学校

 ・ 豊橋市立東陽中学校

 

イ 令和7年度協議題「よりよい生き方を実践する力を育む道徳教育の充実-地域の特色を生かした道徳教育の推進-」について

 

・「地域の特色を生かす」ためには、学校で実践されている道徳教育について、もっと発信をしていくべき。保護者や地域の方々の認知度はまだまだ低いのが現状。発信の方法は様々あると思うが、まずは取組を知ってもらうことが第一歩だと考える。

 

・親子で道徳について考える取組として「親子道徳ノート」に取り組んでいる。授業で考えたことをポートフォリオとして記録し、保護者にコメントを入れていただいている。学校と家庭との懸け橋となっており、子供たちの深い学びにつながっている。 

 

・多面的・多角的な思考を学ぶ際には、地域の大人たちの生き方や考え方にふれていくことが有効。学校の中だけで子供たちを育てるのではなく、子供たちを地域へつないでいくことで学びが生まれ、子供たちの道徳性が育まれていく。

 

・ 「地域の特色を生かした道徳教育」を考える際、学校教育の中に位置付けられている内容を、道徳教育の観点から整理し、カリキュラムマネジメントしてくことが大切。すでにあるリソースを生かしていく発想が必要ではないか。

 

・ 「よりよく生きる」ことが「楽しく生きる」ということであるならば、子供たちが考えたことを認めてあげる瞬間を大切にしなければならない。その瞬間は、その子にとって「存在が認められた」と感じる納得の瞬間となる。「自分の意見が認めてもらえた」と感じることができたならば、「楽しかった」と思える時間となる。

 

・ 見栄えのよい道徳の授業をすることが大切なのではなく、子供たちの道徳性が育つ授業を展開していくことが大切である。長い目で見て、子供たちが一人前の大人に育っていけるように支援していくことが大切。

 

・ 道徳教育を充実させていくことは、自殺予防等の「心の危機管理」にも有効である。授業の中で見せる表情や発言内容などから、子供たちの心の状態に気付くことがある。その気付きから、子供たちの心の危機を発見することもある。

 

・ 「自分と違う意見について考えることは楽しい」と思える時間は、貴重な時間である。それが「おもしろい」と思える機会を小・中学校の段階で多く経験しておくことは、その後の人生において大きな意味をもつ。

 

・ 学校がどのような心の教育を進めているのかについて、「開かれた学校」という視点から、どんどんオープンにしていくことが必要。その意味で今回の協議題はとても意味がある。

 

・「地域の特色を生かす」ことを考えたときに、学校外だけではなく、学校内の大人(人的資源)もリソースとして生かすという視点が大切。

 

・カリキュラムマネジメントの観点から、各教科領域や学校行事等と関連づけていくことが大切。

 

・保護者や地域と連携した道徳教育を進めるためには、情報発信していくことが大切。情報発信していく中で、子供も大人も、「誰もが幸せに生きたいんだ。よりよく生きていきたいんだ」という思いをもっていることに気づかせることが大切。

 

・様々な人の思いや生き方にふれることで、自分とは違う意見や考え方を知ることができる。「考え方が違うということは、面白いことなんだ」ということに気付き、その学びを自分自身に生かしていくことで、物事の見方が豊かになっていく。

 

・ 研究推進校4校とも、研究計画がしっかり立てられているので、各校で子供たちの道徳性が育まれていくことと思う。この会議で得られた各委員からの意見を参考に、さらなる研究推進を期待している。

 

 

(2) 令和7年度愛知県道徳教育推進会議の計画について

・ 全会一致で承認

 

7 連絡・依頼事項

 

8 閉会の挨拶(義務教育課長)

 

9 閉会

問合せ

愛知県 教育委員会事務局 義務教育課

E-mail: gimukyoiku@pref.aichi.lg.jp