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令和元年度第1回愛知県義務教育問題研究協議会の概要

令和元年度第1回義務教育問題研究協議会を開催しました。

 本会は、本県の義務教育に関する諸問題について、研究協議を行う協議会です。今回の会議では、平成30・令和元年度の協議題「小学校段階におけるプログラミング教育の在り方」について、多方面から御意見と御助言をいただきました。その内容を報告します。

研究協議会の概要

日時:令和元年5月23日(木曜日) 午後2時から午後4時まで

会場:愛知県庁西庁舎 教育委員会室

1 開会

2 愛知県教育委員会挨拶(学習教育部長)

3 委員等紹介

4 会長・副会長選出

5 会長・副会長挨拶

6 議事

【報告事項】

(1) 愛知県義務教育問題研究協議会の歩みについて

(2) 平成30・令和元年度愛知県義務教育問題研究協議会協議題について

   「小学校段階におけるプログラミング教育の在り方」

【協議事項】 

(1) 「小学校段階におけるプログラミング教育を学校現場で円滑に実施していくために、できることは何か」

・ 教科のねらいとプログラミングのねらいをすりあわせるのは難しい。すりあわせた内容を授業でどのように具現化するか、少し改善しながら進めていきたい。

・ 教科の中で実施してほしいというのが、文部科学省のスタンスであるが、現状では総合的な学習の時間等を学校の裁量で利用するしかないだろう。全体としては、教科の中での目標にあわせて、実施するというのが本県においての流れになるのではないか。

・ 資料の中にプログラミング教育に関わる記載があるが、まずは、ねらいがあって、次に算数、理科、総合的な学習の時間等でプログラングを実施するように明示されている。

・ 資料に「円滑に」という言葉があったが、やはり環境を整えることが重要である。授業の中で、子供が「できた」と自分で実感することが大切である。自分の手元に機器がある環境になるとよい。

・ A市は各小学校に1学級分、学級1クラス分(1人に1台)使えるようになっている。また、ICT支援員も学校からの要請で市から派遣してもらえる環境にある。

・ B市では、3年生以上、2人に1台の割合でタブレットが準備されている。電子黒板も各教室に整備されている。プログラミング教育も進めている。昨年も、ビスケットやプログラミンなどのソフトを利用して授業を行っていた。ICT支援員も配置されており助かった。

・ 円滑な実施というテーマだが、各学校で環境が違う。まずは教員からスタートだと思う。この事例集を使って、モニターのような学校を考えているのか。

・ 本年度、愛知県の研究委嘱校が「プログラミング教育」に取り組んでいる。また、専門部会委員の学校でも、事例集を活用して実践を行っていただく予定である。

・ C市は情報推進委員会が中心となって、プログラミング教育の準備をしている。しかし、コンピュータシステムの関係もあり、スクラッチ等の無料ソフトが利用できなかった。一方、総合的な学習の時間を利用して、年間5時間のモデルカリキュラムを編成中である。パソコンの環境や予算面で難しい部分があるのも現状である。

・ 子供が実践をするには、タブレットに比べて、画面が大きいのでパソコンの方が使用しやすい。普通教室で授業を行うのであれば、タブレットが使用できるようにしたい。

・ 予算の都合や市町村の実態があることは承知しているが、義務教育段階においては、どの子供も同じ環境で、スタートが切れることが理想である。家庭環境は様々であるが、家庭でできることは何かをPTAとしても考えていきたい。学校を支援しながら、プログラミング教育を充実させられるとよい。

・ パソコンがなくても実践できる事例が二つあったので取り組んでもらえるとよい。夏休みに親子で取り組んでみるのも一つの方法である。カリキュラムの開発について、総合教育センターでも取り組んでほしい。

・ 目指すべきところは学習指導要領にある論理的思考力である。それを教科の中でどの場面で使えるかということを昨年度考えてきた。小学校から中学校へのつながりを意識する必要がある。

・ D市はカリキュラム編成に取り組むことにした。どこにプログラミング教育を入れるか。先生方は新しい授業が増えるとの誤解がある。コンピュータをどこかで使用し、子供たちに興味をもってもらうようにしたい。

・ 算数が事例として挙がっているが簡単なことではない。理科なら、ツールとして使うのがよい。ビスケットなら、図工で利用できる。「新しいものが作れるね。次は何ができるかな」と楽しむことが大切である。

・ 先生方と話していると、教科書が届いてから考えようという声もある。とにかく、目的をはっきりさせることが大切である。「何をやるのか」「どういう子供を育てたいのか」ねらいをはっきりさせることが重要になる。

・ 昨年度の専門部会では、資質・能力ベースで考えた結果、「引き出したい子供の姿」を明確にすることに力を入れた。事例集にはうまくいった事例が中心に出ているが、算数の正三角形でも数値が変われば、うまくいかない場合もある。授業づくりも、工夫しながら進めたい。

・ 今後、プログラミング教育もデジタル教科書の中に取り込まれていくのではないか。教育は先端を行く分野であるはずだが、現在は最も遅れている分野ではないか。新しいものをどんどん取り入れるべきである。

・ プログラミングも塾などの宣伝が多く、学校よりも外部でという動きもある。習い事へ通える子供と通えない子供が出てくる。別の委員が発言されたように、最低限の内容は学校教育の中で保障していくことが必要である。

・ 学校教育の中で進めなくてはいけないのは、プログラミングの入り口の部分を全ての子にフォローすることである。その後、強い興味をもった児童が、学校外で学ぶということはあるのではないかと思う。

・ 今までプログラミングは縁遠いものであったが、今日は身近に感じられている。格差はなくしてほしい。個人差があるのは仕方がないが、義務教育の中では学校同士の温度差はなくしてほしい。

・ この一年で、プログラミング教育に対する関心が高くなっている。保護者が通わせたい習い事は、(1)英語(2)プログラミング教室(3)スポーツ(4)習字、そろばんである。時代の変化を感じる。保護者向けのリーフレットがあってもよい。

・ 労働人口の減少は喫緊の課題である。人を育てていくことの重要性を感じる。新しい世の中のニーズにいかに応えていくか。小・中学校でちょっとした体験をしてもらい、きっかけを与えてほしい。また、愛知県ならではの「ものづくり」を生かしてほしい。

・ 中間報告のリーフレットは分かりやすいものになり、感謝している。子供が学ぶ環境は差がつかないようにしてもらいたい。教科の好き嫌いはあるが、プログラミングを通して、嫌いな教科が好きになってもらえたらうれしい。

協議のまとめと方向性(会長)

・ A委員が発言されたように最低限の内容は学校教育の中で保障していくことが必要である。

・ 何を目指すのか。「先生たち、やってみてください」という事例集ができるとよい。

・ これまでの意見をまとめていくと、「リーフレットの見直し」「事例集を広げていく」「こんな事例もあったらいいというものを増やしていく」ということになる。可能ならカリキュラムの作成も考えたいが、3月提案になってしまうので、カリキュラムは難しい面もある。 

・ 専門部会では、昨年度作成したリーフレットや事例集がどのように活用されているのか。モニターになっていただき、その後改訂、充実の作業をお願いしたい。

・ どの学校でも取り組める事例を検討してほしい。そして、リーフレット、事例集をきっかけとした提言を期待したい。先進的な事例の紹介、関連サイトの紹介、企業との連携等も考えれば広がりが出てくる。保護者への発信等もやってみてはどうか。本日出た意見をもとに、専門部会で検討をしていただきたい。

(2) 専門部会の設置について

(3) 令和元年度愛知県義務教育問題研究協議会の事業計画について

7 連絡事項

8 閉会の挨拶(主幹)

9 閉会

 

問合せ

愛知県 教育委員会事務局 義務教育課

E-mail: gimukyoiku@pref.aichi.lg.jp