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平成30年度第2回愛知県義務教育問題研究協議会の概要

平成30年度第2回義務教育問題研究協議会を開催しました。

 本会は、本県の義務教育に関する諸問題について、研究協議を行う協議会です。今回の会議では、平成30・31年度の協議題「小学校段階におけるプログラミング教育の在り方」について、御意見と御助言を頂きました。その内容を報告します。

 

研究協議会の概要                                                       

日時:平成31年1月25日(金曜日)午後2時から午後4時まで

会場:愛知県庁西庁舎 教育委員会室 

1 開会

2 教育委員会挨拶(事務局長)

3 会長・副会長挨拶

4 議事

(1)報告事項

○ 平成30年度愛知県義務教育問題研究協議会の経過について

(2)協議事項

○  リーフレット「小学校プログラミング教育の在り方」(案)及び事例集「ココからスタート」(案)について

○ 平成31年度研究協議の方向性について

(質問は「○」  回答は「→」  意見は「・」)

<リーフレット及び事例集の説明>

・ 本年度は、リーフレットと事例集を作成した。

・ 1ページ目は、リーフレットを二つ折りにした際の表紙と、リーフレット全体に関するリード文の役割を果たしている。     

・ リード文では、この協議題の設定理由等について、「日常生活になくてはならないコンピュータ等の情報活用」「社会の動向を踏まえたプログラミング教育の必要性と充実」という二つの観点から簡潔に述べている。

・ A3見開きの2、3ページは、「小学校プログラミング教育のねらい」「小学校プログラミング教育の授業」「プログラミング教育によって期待できる子供の学び」に分けて整理した。

・ 「小学校プログラミング教育のねらい」について、文部科学省より平成30年11月に、「小学校プログラミング教育の手引」(第二版)が出された。手引の中にもあった「小学校プログラミング教育のねらい」の主な三つを示している。

・ 「小学校プログラミング教育で育む資質・能力と、引き出したい子供の姿」については、「知識及び技能」「思考力、判断力、表現力等」「学びに向かう力、人間性等」の三本柱で、捉えていくときの姿の例を載せている。

・ 「プログラミング教育によって期待できる子供の学び」は、授業を通じて、「自分の考えを表現する幅が広がる」「仲間とともに問題解決するよさを実感できる」「プログラムの働きを、生活の中で生かせるようになる」ことを、カットと吹き出しで表した。

・ 4ページ目は、「小学校プログラミング教育を始める アクション1・2・3」という見出しを付け、小学校プログラミング教育を始めるに当たって、準備を進めてもらうページとした。

・ 「アクション1 プログラミングを体験しよう」では、まず教員がプログラミングを体験してみるように進めている。

・ 「アクション2 プログラミングと教科等の学習活動とつなげてみよう」では、事例集を参考にプログラミング教育を始める教科等を各学校で決めて取り組んでいくことを促している。

・ 「アクション3 プログラミング教育をスタートさせる体制を整えよう」では、学校の全教員が同一歩調でプログラミング教育を進められるよう、学校の体制を整えていくことを促している。

・ 「小学校から中学校そして、社会へ」は、小学校卒業後、中学校の技術・家庭科での学習を経て、広く情報や機器を適切に選択・活用して社会生活につなげていくことを表した。

・ 事例集表紙は、子供が楽しく取り組め、先生方のはじめの一歩として扱える小学校プログラミング教育事例集「ココからスタート」という名前にした。掲載事例は、各学年一つずつの6事例を掲載した。

・ 表紙裏面は、「事例集ココからスタートについて」として、事例の中に出てくる言葉等をリーフレットと結び付けて考えられるようにした。

・ 1項目には、リーフレットにもある引き出したい子供の姿(例)を示した。事例集では、本時の「プログラミングの視点で引き出したい子供の姿」を「☆」印で示している。

・ 2項目は、「アクション1 プログラミングを体験しよう について」として、改めて各事例に入る前に、体験していただきたいプログラミングソフト等の紹介やWebページリンク先を示した。

・ 事例は、各学年一つずつを示した。

・ 以上のように、リーフレット事例集双方を見てもらい、各学校の先生方には、子供の実態を踏まえ、これらをヒントに工夫してプログラミング教育を進めてもらうことを期待して作成した。

<研究協議>

<リーフレットについて>

○ 第1回協議会時、研究計画にリーフレット「小学校段階におけるプログラミング教育の在り方(理論編)」とあった。今回のリーフレットと事例集の二つを理論編と考えればよいのか。今回の事例集は、来年度作る事例集の素案として出したのか。リーフレットは、どのような人を対象にどれだけの規模で誰に配るのか。

→ リーフレットは、理論編として作成した。初めてプログラミング教育に携わる方でも分かるようにした。また、事例が欲しいであろうという話もあり、リーフレットに合わせてこのような事例集も出すこととなった。事例集は、第一段階としてのものである。来年度は、理論編をもとに実践し改善した事例集を作成したい。作成したリーフレット及び事例集は、Webページで報告するとともに、データで各学校へ送付する。

○ 活用の仕方は、どのように各学校へ伝えるのか。

→ 市町村教育委員会を通じて、各学校へ連絡依頼していく。紙ベースで全員に配るかどうかは学校判断としたい。

○ このリーフレットは、コンピュータを知らない人が見ても分かるようなものにするのか、情報教育を知っている教員が扱うものなのか。

→ どの教員でも扱えるものにしていきたい。

・ プログラミングの良さについて、誰もが分かるものであった方がよい。表紙の下の絵を見て、何の学習で何をやるのか分かりやすいとよい。

・ プログラミング教育とは何かというところから入りたい。プログラミング教育の必要性やどのようなことができるのかを分かりやすくリーフレットにまとめ、詳しいものは事例集を見ていくようにしたい。

・ プログラミング的思考についてももう少し詳しく書いてあるとよい。

・ プログラミングソフトの解説も分かりやすくして、初めて扱う教員が使ってみようかと言う思いをもてるものができるとよい。

・ アンプラグドプログラミングにも触れてあるとよい。

・ イラストについては、できるだけ実際の授業場面に合ったものがよいのではないか。

・ 新しいことをやる(プログラミング教育を教育課程に位置付ける)のは、非常に難しいと感じた。

・ 具体的に失敗例を出しながら示していくことも必要ではないか。

・ リーフレットの色にも留意したい。期待できる子供の学びも分かるようにしていきたい。

・ プログラミング教育の意義がしっかりうたわれないといけないのではないか。

・ 現場は様々な教育活動が導入されて、手一杯のところであるが、このようなリーフレットを作っていただき有り難い。

・ 学校でどう活用していくかが大事になる。趣旨説明を、市町村教育委員会を通じて伝えていく必要がある。それを学校がかみ砕いて教員に説明していけば、かなり理解が進むのではないかと思う。

・ プログラミング教育というと、パソコンを使うイメージがある。プログラミング的思考を育むためにパソコンを使わない事例もある。引き出したい子供の姿を例として挙げているのは有り難い。

・ 授業のどの場面でプログラミングが使えるのかが分かると有り難い。

・ 理論編なので細かく書いていくことも必要かと思うが、最終ページはリーフレットとして文字が多い。フローチャートのように簡潔に書いていくことがよいのではないかと思う。目指したい姿を記述しておきたい。

・ 教員が見たときに、やってみようと思えるようにしたい。リーフレットはプログラミング教育のイメージを伝えたい。

<事例集について>

・ 教員が「プログラミング教育科の授業を行う」と勘違いしないように、国語の授業の一場面に行っていることが分かるようにしたい。この教科のこの場面で使うという形で、事例をまとめるとよいと思う。

・ 教科の授業の目標を達成するための活動の中に、プログラミング教育活動をどのようにバランスよく入れていくかが大切であろう。

・ 今年一度事例を出してみて、教科としてもプログラミングとしても大事にすることは何か、話し合うことが大切だと思う。

・ 主体的、対話的という部分が事例集であれば、記述していきたい。

・ ゲームを作るなどの部分を詳しく書いた方が、教員がやってみようと思うのではないか。

・ ソフトの紹介で、「遊べる」という言葉があるが適切か。慎重に扱いたい。

・ 「造形遊び」という言葉がある。生活科の中にも遊びという言葉がある。遊びについての言葉が出てきてもおかしくないであろう。

・ プログラミング教育は、決まったものがあるわけではない。プログラムを創造していくところについて遊びというものも大きく関わるのではないか。

・ ICTをツールとするときは、教科の目標を達成しやすい。試行錯誤し表現する喜びは確かにある。子供向けの言葉として遊ぶという表現がよいのか、美的感覚を刺激するという言葉がよいのか考えていきたい。

・ プログラミングの授業ではなく、プログラミング教育である。教科の時間の中で行うとこういうことが可能であることを伝えていきたい。

・ 来年度、一度やってみようと思える教員が増えることが大切ではないか。部分的にこのような活動ができるという提案でもよいと思う。

・ プログラミング教育と聞くと構えてしまう。しかし、事例集を見るとコンピュータを使わない例もある。コンピュータを使用している例を見ても、今までやってきたことをコンピュータで行っている。現場としては、ほっとできる。始めるに当たってアクション1・2・3で示されていることをやっていけたらよいと思う。

・ 私の子供は、学習塾でiPadを使った授業を受けている。子供は楽しんでiPadを使っているので、すんなりと学習できるのではないか。

・ 教員が使いやすいものになるとよいと思う。Q&Aのようなものも入るとよいのではないか。

・ 2年生の事例と3年生の事例は、パターンが似ている。プログラミングの独特の事例を残していく方が事例集としては価値が出るのではないかと考える。

・ 様々な御意見を頂いた。事務局と検討した上で修正し、最終的には会長、副会長の方で確認するということでよろしいか。

【委員了承】

<平成31年度研究協議の方向性について>

・ 来年度は、授業の中の例として事例を出していくことがよいと思う。

○ 愛知ならではのものを作っていくにはどうするのか。

→ 実践の中で、ものづくりなどに結び付けた実践例を紹介できるようにしていきたい。

○ 教科との関わりをどのようにしていくか。

→ 事例を作るのに大変な時間はかかる。来年になれば大きく事例が増えるということも難しい。リンク集などの方法もあるので、議論していきたい。

・ 愛知ならではということなら、産業に結び付けていくことも大切であろう。

・ 近くのテーマパークを活用することも考えられる。そのような場の紹介(広報的なページ)もあってよいのではないか。

・ 愛知県のプログラミング教育のストーリーを作り、位置づけをしておくことが必要ではないか。

・ ソサイエティ5.0に向けて、夢なども載せられるとよいのではないか。

・ 来年度の第一回の会議で方向性を確認したい。

5 連絡事項

6 閉会の挨拶

7 閉 会

 

問合せ

愛知県 教育委員会事務局 義務教育課

E-mail: gimukyoiku@pref.aichi.lg.jp