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令和3年度第1回愛知県生徒指導推進協議会の概要

令和3年度第1回愛知県生徒指導推進協議会を開催しました。

 本会は、本県の生徒指導に関する諸問題についての研究協議を行う協議会です。今回の協議では、「自己有用感・自己肯定感を高め、絆(きずな)を感じる集団づくりの在り方」という新たな協議題について、御意見と御助言をいただきました。その内容を報告します。

 

推進協議会の概要

日時:令和3年5月13日(木曜日)午後2時から午後4時まで

 

会場:愛知県三の丸庁舎 8階 会議室801

 

 

1 開会 

 

2 愛知県教育委員会挨拶

 

3 委員等紹介

 

4 会長・副会長選出

 

5 会長・副会長挨拶

 

6 議事

 

【報告事項】

 

(1)令和2年度愛知県生徒指導推進協議会の概要について 

 

(2)令和3・4年度愛知県生徒指導推進協議会の協議題について

 

【協議事項】

(1)協議題「自己有用感・自己肯定感を高め、絆(きずな)を感じる集団づくりの在り方」について

 

・日本の子供はアジアの中でも自己肯定感が一番低いと言われる。なぜ外国は高いのか。何が違うのか。文化の違いなのか。そこにヒントがあるように思う。無理して自己肯定感を高めようとするより、公共心の高さ、周りを考えることができる心など、日本のよさを温かい目で見つめ直すことが大切。

 

・SNSの影響でより自己肯定感が下がったのかもしれない。簡単に一流の技を見ることができ、自分と比較してしまう様子が見られる。他人との比較より自分自身を見つめさせたい。

 

・一緒にがんばれない子供も受け入れることができる集団でありたい。

 

・大人が子供に価値観を押しつけてはいないか。比較ではなく、人との違いを認められることが大切。自分が好き、相手が好き、ありがとう、ごめんなさいという感謝の心など、子供に身につけてほしい力は本当はシンプルなものなのかもしれない。

 

・できることを増やしてあげることが大切。過度な親の期待により、自分を好きになることが難しいケースもある。家庭としっかり連携して、目線をそろえ、方向性を共有する必要がある。

 

・コロナ禍の今だからこそ、自己有用感・自己肯定感について考えることが大切である。

 

・以前子供は大人に弱音を言わなかった。しかし、今は不平不満をこぼし、「死にたい」と声をあげることもある。その理由は「生きていても意味がない、価値がない」が多く、どのように生きている意味をもたせるのかが課題である。自己肯定感、自信は、達成感や成功体験、自分でやり遂げた満足感から生まれる。大人は信じて待つ姿勢が大切である。

 

・自己有用感と自己肯定感はバランスが大切。

 

・日本人特有のまじめさで、「こうしないといけない」と自分で枠を作ってしまう。「失敗したってよい」とおおらかに構え、枠を取り除いてあげたい。

 

・親との関係がうまくいっていないと非行という行動に表れることが多い。自分に価値を見いだせず、家に居づらくなった子供が居場所を求めて集まる。今はSNSに居場所を求める傾向が強い。その結束力は、正しいかどうかは別として強い。お互いを認め合うことができる場所での自己有用感を欲している。

 

・親との関係修復を支えていくことが大切である。子供が自信をもてるように必要な技術を身につけさせたい。

 

・嫌なことをしなくてもよいなど、子供にとって居心地のよい場所が居場所となる傾向が強い。強制されるものがなく、自由に時間を使えることに魅力を感じている子どもがいる。

 

・自己有用感を高めるためには、誰もが役割を担うようにする。なるべく小さな集団で、役割をもつことで関わりが生まれる。少人数学級の実現は追い風になる。

 

・ほめるところを必死に見つけて、無理矢理ほめようとするのは不自然。頑張っているみんなの中の一人というとらえも必要。否定はせず、その子の存在そのものを大切にする接し方が大切。

 

・「どうせわかってもらえない」と相談にも来ない子供がいる。

 

・個を伸ばすというより、よさを発掘していく。学校現場でよく実践されている「よいこと見つけ」は他人の視点がもらえてよい。視点を広げ、違う見方を教える。

 

・自分は役に立っていると感じさせることがとても大切。ただ、簡単にほめてはいけない。ほめる場面が多いと、「ほめられていない」場面で否定されたと感じる子もいる。保健室や図書館はそういった評価がされない場所だから落ち着くのではないか。

 

・GIGAスクール構想や個別最適な学習などによって輝く子供もいるが、それが中心となるのはどうかと思う。目と目を合わせ考えを伝え合う機会も大切にしていきたい。

 

・リモートばかりでは、「自分はここにいる」といった自分の存在、感覚が薄れてしまうのではないか。机があり、椅子があり、呼んでくれる名前があるということを実感することは大切である。

 

(2)令和3年度愛知県生徒指導推進協議会の年間計画について

 

・ 全会一致で承認

 

7 閉会のあいさつ

 

8 閉会

問合せ

愛知県 教育委員会事務局 義務教育課

E-mail: gimukyoiku@pref.aichi.lg.jp