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脳脊髄液減少症について
脳脊髄液減少症について
「脳脊髄液減少症」とは、頭部などへの強い外傷により脳脊髄液が漏れ続け、頭痛、頚部痛、めまいなどの様々な症状を引き起こす病気といわれています。
国においては、平成19年度から診断・治療に関する研究班が設置され、平成23年10月に「脳脊髄液漏出症画像判定基準・画像診断基準」が作成されています。
脳脊髄液減少症に関する医療機関調査
愛知県では、脳脊髄液減少症に関して、同様の症状が見られた場合における受診機会が確保できるように、平成21年3月以降毎年県内の病院に対し、検査等が可能かどうかを調査し、その結果を公表しております。
新たに検査が可能となった医療機関がありましたら、医務課まで御連絡をお願いします。
令和6年度調査
1 調査対象
愛知県内の病院(精神及び療養病床のみの病院は除く)
2 調査時点
令和6年12月1日
3 調査項目
・脳脊髄液減少症に関する検査、診断の可否、検査の方法、診断基準の内容
・脳脊髄液減少症に関する治療の可否、治療方法
4 回答方法
調査票に御記入の上、原則、電子メールにより愛知県医務課宛て御提出ください。
提出先メールアドレス:imu@pref.aichi.lg.jp
*脳脊髄液減少症に関する医療機関調査実施要領 [PDFファイル/84KB]
脳脊髄液減少症の検査・治療が可能な病院一覧
令和6年12月1日現在 脳脊髄液減少症の検査が可能な病院一覧
*脳脊髄液減少症の検査が可能な病院一覧 [PDFファイル/379KB]
脳脊髄液減少症に関する研修会
脳脊髄液減少症の検査・治療ができる病院を増やすため、脳脊髄液減少症に関する研修会を開催します。
令和5年度 脳脊髄液減少症に関する研修会 ※終了しました
1 日時 令和6年2月9日(金曜日) 午後2時から午後4時まで
2 場所 独立行政法人地域医療機能推進機構 中京病院
中央診療棟6階 大会議室 (名古屋市南区三条1-1-10)
3 対象 医師始め医療従事者(定員20名)
4 内容 第1部 講義
(1)硬膜外自家血注入の診療報酬について
(2)脳脊髄液減少症について
第2部 実技見学会
ブラッドパッチ実技(腰椎部・頸椎部)
令和7年度 脳脊髄液減少症に関するシンポジウム ※終了しました
1 日時 令和7年4月27日(日曜日) 午後1時30分から午後4時まで
2 場所 名古屋国際センター 別棟ホール (名古屋市中村区那古野1-47-1)
3 対象 医師始め医療従事者、養護教諭 等(定員200名)
4 内容
- 講演「脳脊髄液減少症の歴史」
医療法人社団健齢会ふれあい平塚ホスピタル 脳神経外科 篠永正道
- 講演「脳脊髄液漏出症 これまでとこれから」
独立行政法人地域医療機能推進機構中京病院 脳神経外科 池田公
- 講演「香川大学病院の小児・若年者の報告とその取組」
香川大学医学部附属病院 脳神経外科 畠山哲宗
- 講演「障害年金の審査で、今、何がおきているのか!医師と患者の温度差から見えてくるもの」
認定NPO法人脳脊髄液減少症患者・家族支援協会 理事 白石美佐子
- 講演「より良い自賠責制度を目指して」
認定NPO法人脳脊髄液減少症患者・家族支援協会 顧問弁護士 川口正広
※リンク先の動画は、主催者の「認定NPO法人脳脊髄液減少症患者・家族支援協会」が撮影・編集したものです。
5 主催 一般社団法人日本脳脊髄液漏出症学会、認定NPO法人脳脊髄液減少症患者・家族支援協会
6 共催 愛知県
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