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医薬品と健康食品は違います
~健康食品の利用は、目的を考えて慎重に~
栄養補助食品やサプリメントといった健康食品が原因と疑われる健康被害が発生しています。
こうした健康食品の中には、医薬品の成分を含んだ「無承認無許可医薬品」に該当し、医薬品医療機器等法に違反している製品もあります。
本来、健康食品は、栄養補給や健康維持を目的に利用するものであって、病気の治療に使うものではなく、薬のような効果が期待できるものではありません。
医薬品的な効能効果の広告に惑わされないこと
次のような医薬品と思わせるような効能効果の広告に惑わされないよう注意が必要です。
- 肝機能を回復させる
- 便秘解消
- アトピー性皮膚炎が気になる方に
- 花粉症の症状がやわらぐ
- ひざの関節を健康にする
- 関節痛が治まる など
個人輸入(※)により入手した健康食品も注意すること
個人輸入(※)により入手した健康食品が原因と疑われる健康被害も発生しています。
インターネットの普及により個人輸入(※)がしやすくなりましたが、あくまでも個人の責任による輸入となりリスクを伴うものですので、注意してください。
※個人輸入とは、海外の製品を自分が使用することを目的に直接取り寄せること。
利用して具合が悪くなったら、すぐに利用を止め、医療機関を受診してください。
無承認無許可医薬品情報
「いわゆる健康食品」による健康被害事例
「いわゆる健康食品」による健康被害事例(厚生労働省ウェブページ)
問合せ
愛知県保健医療局生活衛生部医薬安全課
監視グループ 電話 052-954-6344(ダイヤルイン)
E-mail: iyaku@pref.aichi.lg.jp