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平成24年度 人権に関する県民意識調査の結果について

ページID:0381588 掲載日:2018年3月16日更新 印刷ページ表示
平成25年3月19日(火曜日)発表

平成24年度 人権に関する県民意識調査の結果について

1 調査の目的

人権に関する県民の皆様の意識を把握し、人権問題に係るより効果的な啓発活動や、より適切な施策の推進を図るために調査を行いました。

2 調査の概要

(1)  調査対象者:3,000人(県内に居住する20歳以上の人)

(2)  抽出方法:住民基本台帳からの無作為抽出

(3)  調査期間:平成24年10月22日~平成24年11月5日

(4)  調査方法:郵送調査法

(5)  回収結果:1,361人(回収率45.4%)

(6)  調査項目、設問数:17項目、41問

3 調査の項目

(1)  人権意識について(1項目、9問)

 ・「人権」についてあなたの考えに近いものはどれですか。

 ・今の日本は、基本的人権が尊重されている社会であると思いますか。等

(2)  様々な人権重要課題について(14項目、29問)

 ・女性に関する人権上の問題について、現在、特に問題となっているのはどのようなことだと思いますか。

 ・子どもに関する人権上の問題について、現在、特に問題となっているのはどのようなことだと思いますか。

 ・高齢者に関する人権上の問題について、現在、特に問題となっているのはどのようなことだと思いますか。等。

(3)  人権尊重の取り組みについて(1項目、1問)

  ・人権が尊重される社会を実現するには特にどのような取り組みが必要だと思いますか。

(4)  啓発活動への参加、認知について(1項目、2問)

 ・国、県、市町村では、次のような人権に関する啓発を行っています。このうち、あなたが見たり、聞いたり、参加したり、利用したことがあるものはありますか。

 ・あなたは、人権尊重の理解を深めるために、特に効果的な啓発活動は何だと思いますか。

4 調査結果の概要

「人権」に対する考え方について、「非常に重要である」又は「どちらかといえば重要である」と回答した人が90.6%となっており、多くの人に「人権」の重要性が認識されていることが伺われます。

○ 「人権」の重要性が認識される一方で、基本的人権が尊重されている社会だと思うかという問に対しては、「そう思わない」又は「いちがいにはいえない」と回答した人が71.1%となっており、現状を否定的に捉える人が多く、引き続き人権施策を推進する必要性が認められる状況となっています。

○ 県では、「人権教育・啓発に関する愛知県行動計画」に沿って、さまざまな人権重要課題に取組んでいますが、人権に関わる重要な問題は何と思うかという問(複数回答)に対しては、回答が多い順に、

 「障害者の人権」(45.0%)

 「子どもの人権」(41.2%)

 「インターネットによる人権侵害」(37.8%)

 「犯罪被害者の人権」(34.8%)

 「高齢者の人権」(30.6%)

 「女性の人権」(28.5%)

 「同和問題」(17.6%)

 「性同一性障害者の人権」(16.5%)

 「ハンセン病患者・回復者の人権」(14.9%)

 「性的指向にかかる問題」(13.5%)

 「エイズ患者及びHIV感染者の人権」(12.9%)

 「外国人の人権」(12.2%)

 「刑を終えて出所した人の人権」(11.5%)

 「ホームレスの人権」(11.0%)となっています。

人権尊重のための方策として、必要と思う取組みは何かという問に対しては、「学校などにおいて人権教育を充実させる」が60.2%と最も高く、次いで「個人個人自らが人権意識を高めるように努める」が42.4%、「人権にかかわりがある職場に勤める人の人権意識を高める(行政職員、教職員、医療・福祉関係者、警察官、消防士など)」が37.0%、「人権意識を高めるための啓発を充実させる」が31.1%となっており、人権教育・啓発が重要視されている状況が伺われます。

5 成果物

人権に関する県民の意識(概要版)

平成24年度人権に関する県民意識調査報告書

平成24年度人権に関する県民意識調査報告書(資料編)

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