本文
性の多様性に関する相談対応者向けガイドブック及び若者向け啓発資料を作成しました
「愛知県人権尊重の社会づくり条例」(2022年4月1日施行)では、性的指向及び性自認の多様性についての理解の増進について規定しています。
愛知県では、この度、性的少数者の若者からの相談に応じる方に向けたガイドブック「相談対応者のためのレインボーガイドブック~知ってほしい性の多様性のこと~」を作成しました。また、併せて、性的少数者の当事者だけでなく全ての若者向けた啓発資料「考えてみよう 性の多様性って何のこと!?」を作成しましたので、お知らせします。
多様性を認め合い、すべての人の人権が尊重される社会を目指して、当ガイドブック及びリーフレットを是非ご活用ください。
(2024年1月発行、10月一部改正)
1 相談対応者向けガイドブック「相談対応者のためのレインボーガイドブック~知ってほしい性の多様性のこと~」について
(1)仕様
A4判 24ページ
「相談対応者のためのレインボーガイドブック~知って欲しい性の多様性のこと~」全ページ(2024年10月一部改正版) [PDFファイル/6.31MB]
(2)内容
・性の多様性に関する基礎知識
・相談しやすい環境づくり
・性的少数者が直面しがちな困難事例と対応例
・カミングアウトや相談を受けた時について 等
2 若者向けリーフレット「考えてみよう 性の多様性って何のこと!?」について
(1)仕様
A4判 4ページ
「考えてみよう 性の多様性って何のこと!?」全ページ(2024年10月一部改正版) [PDFファイル/4.31MB]
(2)内容
・性の多様性に関する基礎知識
・カミングアウトとアウティングについて
・今日からできる3つのアクション
・性の多様性に関する団体・イベント、相談窓口 等
3 発行・制作
発行:2024年1月、10月一部改正
制作:愛知県県民文化局人権推進課
名古屋市中区三の丸三丁目2番1号(県東大手庁舎3階)
電話 052-954-6749 メール jinken@pref.aichi.lg.jp
<参考>愛知県人権尊重の社会づくり条例(抜粋)
※愛知県人権尊重の社会づくり条例全文はこちらをご覧ください。
第5節 性的指向及び性自認の多様性についての理解の増進等 第 15 条 県は、性的指向(自己の恋愛又は性愛の対象となる性別についての指向をいう。次項において同じ。)及び性自認(自己の性別についての認識をいう。同項において同じ。)の多様性についての県民及び事業者の理解を深めるために必要な教育、啓発その他の施策を講ずるものとする。 2 県は、その事務又は事業を行うに当たり、性的指向及び性自認の多様性に配慮するよう努めるものとする。 |
「相談対応者のためのレインボーガイドブック~知ってほしい性の多様性のこと~」が令和6年度人権啓発資料法務大臣表彰の優秀賞(出版物部門)を受賞しました
法務省が実施する、人権啓発資料法務大臣表彰は、人権思想の普及高揚と基本的人権の擁護の促進を図り、地方公共団体における今後の啓発活動をより一層充実させることを目的に、地方公共団体が作成する人権に関する啓発資料について、表彰するものです。
本県が作成した人権啓発冊子「相談対応者のためのレインボーガイドブック~知ってほしい性の多様性のこと~」が、991点の応募の中から、令和6年度の優秀賞(出版物部門)に選ばれました。
令和7年1月7日に、あいち人権センター(名古屋市中区)において授賞式が行われ、名古屋法務局長 加藤 裕様より表彰状及び副賞を伝達いただきました。
参考 法務大臣表彰の概要
地方公共団体が制作した人権に関する啓発資料について、4つの部門(ポスター、出版物、新聞広告、映像作品)の中から、最優秀賞が1点、部門ごとに優秀賞が1点ずつ選定されるもの。