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地産地消SAFサプライチェーン構築プロジェクト
プロジェクトの選定について
愛知県は、2050年カーボンニュートラルを実現するため、2021年から全国の民間企業等を対象に、革新的・独創的な脱炭素プロジェクトのアイデアを募集するとともに、提案されたアイデアの中から、事業化すべきプロジェクトを学識者からなる「あいちカーボンニュートラル戦略会議(以下「戦略会議」という。)」で選定し、事業化の支援を行っています。
2024年12月26日(木曜日)に開催した戦略会議において、株式会社レボインターナショナル(京都府京都市)及び株式会社NTTデータ(東京都江東区)から提案のあった、航空分野におけるCO2排出量の削減に資する「地産地消SAF※サプライチェーン構築プロジェクト」を新たに選定しました。
※SAF(Sustainable Aviation Fuel)…廃棄物等を原料とするジェット燃料で、従来のジェット燃料と比較して60~80%のCO2削減効果がある。
プロジェクトの概要
内容
株式会社レボインターナショナルが田原市に立地するSAF製造プラントを拠点に、本地域で地産地消SAFサプライチェーンを構築します。また、株式会社NTTデータが開発するトレーサビリティシステムを活用し、廃食油等の原料の回収・SAF製造・輸送等に伴うCO2排出量を正確に把握します。
これらの取組を通じて、原料となる廃食油等の回収からSAFの製造、供給、利用まで含めた地産地消サプライチェーンの構築を目指します。
〈プロジェクトのイメージ〉
提案企業の主な役割
役割 | 会社名 |
---|---|
原料の廃食油の回収、SAF製造等 | 株式会社レボインターナショナル |
CO2排出量トレーサビリティシステム等の各種システム開発 | 株式会社NTTデータ |
問合せ先
愛知県 経済産業局 次世代モビリティ産業課
航空宇宙産業グループ
電話:052-954-6349
メール:jisedai@pref.aichi.lg.jp