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太陽光発電の導入
愛知県では、地球温暖化対策の観点から「あいち地球温暖化防止戦略」を策定し、二酸化炭素(CO2)を排出しないクリーンなエネルギーである太陽光発電などの新エネルギーの普及を推進しています。
その取組みの一環として、発電規模30kWの太陽光発電を衣浦西部浄化センターと矢作川浄化センターに県にて設置し、管理本館の空調設備、照明用電源などの下水道施設に使用しています。また、日光川上流浄化センターに隣接するメタウォーター下水道科学館あいち(愛知県下水道科学館)にも太陽光発電を設置しています。

衣浦西部浄化センターに導入された太陽光発電施設
2015年度には、国の再生エネルギーの固定価格買取制度を活用した太陽光発電の普及を促進し、併せて県有地の有効活用を図るため、3つの流域下水道浄化センターにおいて、太陽光発電事業者とそれぞれ土地貸付契約を締結しました。 各施設の発電規模は、豊川浄化センター(豊橋市)及び日光川下流浄化センター(弥富市)は1,990kW、衣浦西部浄化センター(半田市)は1,250kWであり、これらの施設の発電量の総計は、年間約640万kWh(約1800世帯の年間使用電力量に相当)が見込まれています。なお、これらの施設においては、2016年度に発電を開始し、20年間にわたって発電を行っています。

県の土地貸付により太陽光発電事業者が設置した太陽光発電