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PCB含有安定器の保有に関する調査について
調査にあたっての注意事項
使用中の設備は接触等により感電の恐れがあり、また、高所に設置されていることが多いため、調査には危険を伴います。調査は電気工事業者や専門の調査会社(建物の維持管理を委託している場合はメンテナンス会社)等に相談のうえ実施してください。
PCBの有無は、安定器の型式や製造年月等により判別が可能ですので、建物の竣工図書、過去に調査した記録等がある場合は、それをもとに判別してください。
調査対象
<調査対象建物>
愛知県内(名古屋市、豊橋市、岡崎市、豊田市を除く)に所有する居宅以外の建物すべて
※思い当たる建物がない場合は問い合わせ窓口までお問い合わせください。
<調査対象者>
1977年(昭和52年)3月以前に建築された居宅以外の建物を所有している方
・はがきが届いた方
平成30年度にPCB含有安定器の有無が不明と回答いただいた方または回答をいただけなかった方です。
調査を継続された結果、判明したPCB含有安定器の有無をお電話またはメールにてご回答ください。
昨年度お送りした資料が必要な場合は、問い合わせ窓口までご連絡ください(はがき表面のID(数字8桁)をお伝えください)。
・封書が届いた方
今回初めて案内をお送りしております。
同封の回答用紙にご記入の上、封筒にてご返送ください。
PCB含有安定器がない場合は、お電話またはメールでご回答いただいても結構です。
※調査はアンケート形式になっています。
1977年3月以前に建築された建物を愛知県内に所有しているか(設問1)、当該建物は事業用の建物か(設問2)、当該建物の照明器具を交換・処分したか(設問3)、照明器具を交換・処分していない建物にはPCB含有安定器が設置・保管されているか(設問4)ご回答ください。
PCB含有安定器の有無の調査方法
安定器に使用されているPCBはすべて高濃度です。(低濃度PCBは使用されておりません。)
古い安定器すべてにPCBが使用されているわけではありませんのでご注意ください。
ステップ1
所有物件の状況のみでPCB含有安定器の有無を把握できることがあります。
(1)1977年3月以前に建築された建物にはPCB含有安定器が使用されている可能性があります。
当該建物の所有がない場合はPCB含有安定器の所有はありませんので調査は終了です(PCB含有安定器は「ない」とご回答ください)。
(2)(1977年3月以前に建築された建物を所有している場合)PCB含有安定器は事業用の建物(居宅以外の建物)にしか設置されておりません。
居宅以外の建物の所有がない場合はPCB含有安定器の所有はありませんので調査は終了です(PCB含有安定器は「ない」とご回答ください)。
(3)(1977年3月以前に建築された居宅以外の建物を所有している場合)1977年4月以降に取り付けられた照明器具にはPCB含有安定器は使われておりません。
1977年4月以降に当該建物に設置されていた照明器具を全て交換し、処分している場合はPCB含有安定器の所有はありませんので調査は終了です(PCB含有安定器は「ない」とご回答ください)。
ステップ2
ステップ1でPCB含有安定器の有無が判別できなかった場合は、以下の方法で調査してください。
※PDFでもご確認いただけます(調査手順 [PDFファイル/667KB])
(1)照明器具のラベルから判別する。(照明器具を外すことなく調査できます。)
照明器具のラベル記載内容を確認し、メーカー・種類・力率・製造年月等からPCB含有安定器の有無を判別してください。
以下に示す照明器具は、メーカーを問わずPCB不使用です。
・1973年(昭和48年)以降に製造された照明器具(建物の建築年ではないのでご注意ください。)
・低力率型(85%未満)の照明器具
・Hfランプ使用の照明器具
※上記でPCBの有無が判別できなくても、ラベル内容からPCB使用の有無が判別できるものがあります。詳細は各メーカーに問い合わせるか、日本照明工業会ホームページをご参照ください。
(2)安定器本体に貼り付けられているラベルから判別する。(蛍光管等を外し、直接安定器を確認する方法です。)
照明器具のラベルが判読できない(または確認できない)場合は、蛍光管を取り外したうえで、照明器具カバー・反射板等を取り外し、安定器の銘板記載内容(メーカー・種類・力率・製造年月等)に基づき日本照明工業会ホームページで確認するか、各メーカーに問い合わせてください。
以下に示す安定器は、メーカーを問わずPCB不使用です。
・1956年(昭和31年)以前に製造された安定器
・1972年(昭和47年)9月以降に製造された安定器
・電球や一般家庭用蛍光灯
・「NO PCB」、「PCBは使用しておりません」という記載がある安定器
(3)力率を測定する
照明器具や安定器のラベルが判読できない場合は、照明器具を点灯させ力率を計測し、高力率(85%以上)の場合、PCBありと判断する。
PCBの使用が判断できなかった場合
現時点でPCB含有安定器の有無について明確に判別できなかった場合は、『不明』と回答してください。ただし、PCB含有安定器が発見された場合は、令和3年3月までに処分を委託しなければなりませんので、それに間に合うスケジュールで調査してください。また、調査の進捗について電話等で確認させていただくことがありますので御承知おきください。
回答方法
1.郵送で回答する場合(回答用紙・返信用封筒をお持ちの方)
該当する選択肢に「✔」を記載し、返信用封筒(切手不要)で返送してください。
※このWebページから回答用紙をダウンロードして利用する場合は、必ずID(数字8桁)を記入してください。
2.電子メールで回答する場合
メール本文に「ID(数字8桁)」と「PCB含有安定器の有無」を記載し、以下メールアドレスに送信してください。
e-mail:pcb.jimukyoku@eplanet.jp
3.電話で回答する場合
「ID(数字8桁)」と「PCB含有安定器の有無」を以下電話番号へ架電し、お伝えください。
電話:0120-022-784
お電話がつながりにくい場合は、数時間空けてからお電話ください。
かけ間違いにご注意ください。
<参考>ID(数字8桁)の記載場所
はがきの場合 封書の場合
※ハガキ表面の郵便番号右側に記載 ※同封の回答用紙の右上に記載
よくあるご質問
よくあるご質問をまとめましたので、こちらをご覧ください。
問い合わせ窓口
調査内容や回答方法等について不明な点がありましたら、以下までお問い合わせください。
問合せ先:株式会社イープラネット(愛知県委託業者)
電話:0120-022-784
e-mail:pcb.jimukyoku@eplanet.jp