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第2回人と自然の共生国際フォーラム 開催記録

ページID:0151656 掲載日:2017年3月9日更新 印刷ページ表示

第2回人と自然の共生国際フォーラム(平成20年)

第2回フォーラム
※講師等の肩書は、当時のものです。

日時

・フォーラム
 平成20年11月15日(土曜日)
・フィールドワーク
 平成20年11月16日(日曜日)

場所

・フォーラム
 愛知県立大学 講堂
・フィールドワーク
 海上の森
 尾張地域コース(東京大学愛知演習林、里山林整備事業地)
 三河地域コース(トヨタの森、人工林間伐事業地)

テーマ

「自然の叡智を再考する」
~森林から考える人と自然の共生~

日程

フォーラム(11月15日土曜日)
写真 プログラム
開会式

開会式 (10時00分~10時30分)

・開会のことば

 松下 栄夫 (愛知県農林基盤担当局長)

・主催者あいさつ

稲垣 隆司       (愛知県副知事)
マリ クリスティーヌ (あいち海上の森センター 名誉センター長)

・来賓祝辞

栗田 宏    (愛知県議会議長)
小林 五十六 (中部森林管理局名古屋事務所所長)

基調講演

基調講演 (10時30分~12時00分)

・テーマ 「身近な森の魅力と魔力」

・講師:ケビン・ショート (東京情報大学環境情報学科 教授)

ポスターセッション

ポスターセッション (12時30分~13時15分)

(計28団体・施設)

パネルディスカッション

パネルディスカッション (13時30分~16時45分)

・テーマ 「森林から考える人と自然の共生」

・コーディネーター

川井 秀一 (京都大学生存圏研究所所長、NPO法人才の木理事長)

・パネリスト

天野 正博   (早稲田大学人間環境科学科 教授)
川勝 平太   (静岡文化芸術大学 学長)
蔵治 浩一郎 (東京大学愛知演習林 講師)
小澤 紀美子 (東京学芸大学 名誉教授、東海大学人間環境学科 特任教授)

フォーラム宣言

フォーラム宣言・閉会式 (16時45分~17時00分)

・宣言採択:川井 秀一 (パネルディスカッション コーディネーター)

・閉会のことば:伊藤 義英 (愛知県農林水産部農林基盤局担当愛知県技監)

 

交流会 (17時30分~19時30分)

 

フィールドワーク(11月16日日曜日)
写真 プログラム
フィールドワーク海上の森

「海上の森 里山食文化体験と森の散策」

海上の森(瀬戸市)

尾張地域コース

「県内森林・林業活動現地見学」 尾張地域コース

東京大学愛知演習林 赤津研究林(瀬戸市)

犬山里山学センター(犬山市)

みろくの森(春日井市)

三河地域コース

「県内森林・林業活動現地見学」 三河地域コース

トヨタの森(豊田市)

列状間伐見本林(岡崎市)

人工林間伐事業地(あいち森と緑づくり事業モデル林)(岡崎市)

 

フォーラム宣言

 私たちは、「第1回人と自然の共生国際フォーラム」において、世界各地に存在する「里山的なシステム」が人と自然の共生を図るうえで大切なことを学んだ。

 今回、第2回フォーラムでは、里山を含めた森林が地球温暖化抑制や災害の防止、持続可能な社会づくり、文明の存続などの点において、大きな鍵を握っていることを認識した。

 日本や世界の森林では、熱帯雨林の減少、開発による過度の伐採、手入れ放棄などが進行している。この現状に目を向けるとともに、私たちの身近な森林を見つめ直し、森林をどのように守り、利用していくかを議論した結果、以下の宣言を行う。

1. 地球温暖化の防止、生物多様性の確保、水資源のかん養、災害の防止など多様な森林の働きを、改めて科学的に正しく理解するよう努めること。

2. 森林の働きについて、子どもたちを始め広く多くの人へ理解の輪を広げていくよう、森林を舞台とした活動や学習を推進すること。

3. 森林を持続的に守り、利用していくため、自発的で自立した地域づくりと一体となって森林整備を進めるとともに、NPO・企業・学校など多様な主体の積極的な参加を促すこと。また、国産木材の選択的利用を推進し、木材資源の持続可能で循環的な利用を確保すること。

4. 今後、これらのことをまわりの人たちを始め世界に広く発信し、自らも具体的な行動を起こしていくことを約束する。

 

報告書

※概要版のみの掲載となります。

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