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第9回人と自然の共生国際フォーラム 開催記録
第9回人と自然の共生国際フォーラム(平成27年)

日時
(活動発表会・意見交換会)
(フォーラム・市民のEXPO)
場所
10月24日:地球市民交流センター(愛・地球博記念公園内)
テーマ
~自然の叡智、つながり・ひろがり・これから~
日程
写真 | プログラム |
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活動発表会(アクション・プレゼンテーション) (10時00分~13時40分) 「人と自然のつながり」をテーマに啓発・教育活動を実施した県内の8団体による成果発表 ・発表団体 |
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意見交換会(グループディスカッション) (14時00分~16時00分) ・ファシリテーター 田中 隆文 (名古屋大学大学院生命農学研究科准教授) ・テーマ A. 里山の持続可能なライフスタイル、文化の継承 |
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映像鑑賞 (12時00分~13時00分) 愛知万博に関する映像を上映 |
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開催の式典 (13時00分~13時15分) ・開会のことば 山本 信介 (愛知県農林水産部農林基盤局長) ・主催者あいさつ 森岡 仙太 (愛知県副知事) ・来賓祝辞 横井 五六 (愛知県議会議長) ・来賓紹介 島倉 誠 (愛知県議会議員) |
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特別講演 (13時15分~14時35分) テーマ 「森から未来をみる」 講師:C.W.ニコル (作家、一般財団法人C.W.ニコル・アファンの森財団理事長) |
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パネルディスカッション (14時45分~16時15分) テーマ 「自然の叡智、つながり・ひろがり・これから」 ・コーディネーター 川井 秀一 (京都大学大学院総合生存学館学館長、日本学術会議会員、NPO法人才の木理事) ・コメンテーター マリ クリスティーヌ (異文化コミュニケーター、あいち海上の森センター名誉センター長) ・アドバイザー 田中 隆文 (名古屋大学大学院生命農学研究科准教授) ・パネリスト 浦井 巧 (NPO法人海上の森の会理事長) |
映像鑑賞 (16時15分~16時30分) フォーラム宣言案の検討中、愛知万博に関連する映像を上映 |
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フォーラム宣言・閉会式 (16時30分~16時40分) 宣言採択:川井 秀一 (パネルディスカッションコーディネーター) 閉会のことば:高橋 常昭 (愛知県農林水産部農林基盤局技監) |
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活動紹介 (10時00分~12時00分) アクション・プレゼンテーションを行った8団体、中日新聞社主催「地球未来こども塾」による活動紹介 |
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市民のEXPO (10時00分~16時15分) (計27施設・団体) |
フォーラム宣言
私たちは、これまで開催したフォーラムを通じて、里山が人と自然をつなぎ、地域づくりの場として重要であることや、自然を持続的に利用する生き方の大切さを学んできた。また、森林・里山から里海まで、自然が密接なつながりを持ち、人間の活動が与える影響を十分に考慮して行動することの大切さを再確認した。
愛・地球博開催から10年にあたるこのフォーラムでは、豊かな自然を次世代に引き継ぎ、持続可能な社会を実現するための取組について議論した結果、以下の宣言を行う。
1. 身近な自然とふれあい、自然に対する感性を磨くことで、”いのち”を大切にする心を育み、持続可能な社会づくりの実現につなげる。
2. 伝統的な生活の知恵に学び、人を取り巻く自然と暮らしとのつながりに理解を深め、現在の暮らしを見つめ直す。
3. 環境問題を自らのものと捉え、社会全体の意識の向上を図り、わかものの積極的な行動をともに広げる。
4. 市民と行政、企業の連携により、愛・地球博から10年続く取組を未来に向けて継続し、人と人、人と地域、人と自然のつながりが実感できる明日を創造する。
今後これらを広く発信し、自らが次世代への手本となる自覚を持ち、具体的に行動していくことを約束する。