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鳥インフルエンザについて
関連情報
野鳥及び家きんにおける鳥インフルエンザのお問合せ先は次のとおりです。
- 野鳥における鳥インフルエンザについて
愛知県 環境局 環境政策部 自然環境課 野生生物・鳥獣グループ
電話:052-954-6230(ダイヤルイン)
- 家きんにおける鳥インフルエンザについて
愛知県 農業水産局 畜産課 家畜防疫対策室 家畜衛生グループ
電話:052-954-6424(ダイヤルイン)
概要
鳥インフルエンザウイルス(H5N1、H7N9)は、カモやアヒルなどの水禽類が保有しているとされるウイルスで、鶏などが感染すると高い病原性を示すことが知られています。人はこのウイルスに感染しにくいといわれていますが、感染した鳥やそれらの排泄物との接触を介してウイルスに濃厚に暴露されると、まれに感染することがあり、重篤な症状を示すおそれがあります。
現在、日本国内で、鳥インフルエンザ(H5N1、H7N9)が人に感染した事例はありませんが、国内で発生した場合は、感染症法に基づき二類感染症として、入院勧告、就業制限等の措置が実施されることとなります。
鳥インフルエンザ(H5N1、H7N9)の感染を疑う患者を診察した医師、また、本病を疑う鳥類を診察した獣医師は、直ちに最寄りの保健所へ連絡してください。
鳥インフルエンザの臨床的特徴
- 鳥インフルエンザ(H5N1)
潜伏期間は概ね2~8日です。症例の初期症状の多くが、高熱と急性呼吸器症状を主とするインフルエンザ様疾患の症状を呈します。下気道症状は早期に発現し、呼吸窮迫、頻呼吸、呼吸時の異常音がよく認められ、臨床的に明らかな肺炎が多く見られます。呼吸不全が進行した例ではびまん性のスリガラス様陰影が両肺に認められ、急性窮迫性呼吸症候群(ARDS)の臨床症状を呈します。死亡例は発症から平均9~10日(範囲6~30日)目に発生し、進行性の呼吸不全による死亡が多く見られます。
- 鳥インフルエンザ(H7N9)
高熱と急性呼吸器症状を特徴とします。下気道症状を併発し、重症の肺炎が見られることがあります。呼吸不全が進行した例ではびまん性のスリガラス様陰影が両肺に認められ、急速に急性呼吸窮迫症候群(ARDS)の症状を呈します。二次感染、脳症、横紋筋融解症に進展した報告があります。発症から死亡までの中央値は11日(4分位範囲7~20日)であり、進行性の呼吸不全等による死亡が多く見られます。
医師の届出
次のような臨床症状のある患者を診察した場合は、感染症法に基づき直ちに最寄りの保健所にお知らせください。
鳥インフルエンザ(H5N1)の届出基準
- 鳥インフルエンザ(H5N1)の届出基準 [PDFファイル/102KB]
鳥インフルエンザ(H5N1)の届出基準です。
鳥インフルエンザ(H5N1)の発生届(様式)
- 感染症法に基づく発生届(様式) [PDFファイル/120KB]
感染症法に基づく発生届の様式です。
鳥インフルエンザ(H7N9)の届出基準
- 鳥インフルエンザ(H7N9)の届出基準 [PDFファイル/105KB]
鳥インフルエンザ(H7N9)の届出基準です。
鳥インフルエンザ(H7N9)の発生届(様式)
- 感染症法に基づく発生届(様式) [PDFファイル/184KB]
感染症法に基づく発生届の様式です。
鳥インフルエンザ(H5N1及びH7N9を除く)の届出基準
- 鳥インフルエンザ(H5N1及びH7N9を除く)の届出基準 [PDFファイル/40KB]
鳥インフルエンザ(H5N1及びH7N9を除く)の届出基準です。
鳥インフルエンザ(H5N1及びH7N9を除く)の発生届(様式)
- 鳥インフルエンザ(H5N1及びH7N9を除く)の発生届(様式) [PDFファイル/52KB]
鳥インフルエンザ(H5N1及びH7N9を除く)発生届の様式です。
獣医師の届出
鳥インフルエンザ(H5N1又はH7N9)の届出基準(獣医師の届出)
- 鳥インフルエンザ(H5N1又はH7N9)の届出基準 [PDFファイル/115KB]
鳥インフルエンザ(H5N1又はH7N9)の届出基準(獣医師の届出)です。
鳥インフルエンザ(H5N1又はH7N9)の届出様式(獣医師の届出)
- 鳥インフルエンザ(H5N1又はH7N9)の届出様式 [PDFファイル/258KB]
鳥インフルエンザ(H5N1又はH7N9)の届出様式(獣医師の届出)です。
予防
鳥インフルエンザの感染を防ぐためには、鳥で集団発生が起こっている時期に、病気の鳥や死んだ鳥との不要な接触を避けることが現時点で唯一の有効な予防法と言えます。
野鳥からの感染防止のため、念のために以下のことに注意してください。
・衰弱又は死亡した野鳥又はその排泄物を見つけた場合は、直接触れないこと。もしも触れた場合には、速やかに手洗いやうがいをすること。
・特に、子供は興味から野鳥に近づくおそれがありますので注意してください。
鳥インフルエンザの流行地域等に出かける時は、流行地域では、不用意に鳥類に近寄ったり、触れたりしないようにしましょう。帰国時、発熱や咳が見られる場合には、検疫所の健康相談室に申し出てください。
鳥インフルエンザ関係通知
新城市内の養鶏場において発生した鳥インフルエンザへの対応について
- 平成23年2月16日22健対第1405号 (20110216tuuchi [PDFファイル/80.91 KB])
新城市内の養鶏場において発生した鳥インフルエンザへの対応について
- 別紙 (20110216tuuchibessi [PDFファイル/118.12 KB])
通知文の別紙です。
豊橋市内の養鶏場において発生した鳥インフルエンザへの対応について
- 平成23年2月1日 22健対第1343号 (20110201tuuchi [PDFファイル/75.63 KB])
豊橋市内の養鶏場において発生した鳥インフルエンザへの対応について
「国内の鳥類におけるインフルエンザ(H5N1)発生時の調査等について」の一部改正について
- 平成20年6月6日 20健対第470号 (20080512tuuchi2 [PDFファイル/55.75 KB])
「国内の鳥類におけるインフルエンザ(H5N1)発生時の調査等について」の一部改正について
- 平成18年12月27日 健感発第1227003号 (20080606kouseiroudousyoutuuchi2 [PDFファイル/156.38 KB])
「国内の鳥類におけるインフルエンザ(H5N1)発生時の調査等について」の一部改正について(平成18年12月27日 健感発第1227003号 厚生労働省健康局結核感染症課長通知、平成20年5月12日一部改正)
「インフルエンザ(H5N1)に係る積極的疫学調査の実施等について」の一部改正について
- 平成20年6月6日 20健対第471号 (20080606tuuchi [PDFファイル/55.07 KB])
「インフルエンザ(H5N1)に係る積極的疫学調査の実施等について」の一部改正について
- 平成18年11月12日 健感発第1122001号 (20080512kourousyoutuuchi [PDFファイル/449.67 KB])
「インフルエンザ(H5N1)に係る積極的疫学調査の実施等について」の一部改正について(平成18年11月12日健感発第1122001号 厚生労働省健康局結核感染症課長通知、平成20年5月12日一部改正)
関連リンク
○野鳥における高病原性鳥インフルエンザについて(愛知県環境部)
○家きん(鶏、うずらなど)の肉や卵の安全性について(愛知県健康福祉部保健医療局生活衛生課)
○鳥インフルエンザ発生に伴う人への影響について(愛知県健康福祉部保健医療局健康対策課)
関連コンテンツ
中国における鳥インフルエンザA(H7N9)の患者の発生について(2013年)
問合せ
感染症対策局感染症対策課
医療体制整備室感染症グループ
E-mail: kansen-taisaku@pref.aichi.lg.jp