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女性特有のがん「乳がん」「子宮がん」について
若い世代に増加している「乳がん」・「子宮頸がん」
女性に特有のがんである「乳がん」と「子宮頸がん」は、近年、若い世代に多くなっており、「乳がん」は30代後半~40代、「子宮頸がん」は20代~30代の女性に増加しており、死亡者数も増加傾向にあります。これらのがんは、がん検診が有効であることが科学的に証明されており、早期発見・早期治療により、治る可能性が高くなりますので、定期的にがん検診を受診することが大切です。
乳がんについて
乳がんは日本人女性が罹るがんの1位であり、日本人女性の約9人に1人が乳がんに罹ると言われています。
乳がんの基礎知識、乳がん検診の内容等については、以下のWebページをご覧ください。
国立がん研究センター がん情報サービス:「乳がん」(外部サイト)
国立がん研究センター がん情報サービス:「乳がん検診について」(外部サイト)
乳がん早期発見のポイント
- 多様な自覚症状がある乳がん。月に1回(閉経前の方は、生理が終わって1週間以内、閉経後の方は毎月1日など、覚えやすい日)、自分で視て、触って、しこりやえくぼ、分泌物等のセルフチェックをしましょう!
- セルフチェックで気になることがあったら、すぐに乳腺外科(乳腺科)を受診しましょう!
- 初期の乳がんは自覚症状がありません。早期発見には、定期的な乳がん検診の受診が有効です!
子宮がんについて
子宮がんは、がんのできる場所により、子宮頸がんと子宮体がんに分類されます。このふたつのがんは、発症しやすい年齢や要因、また、自覚症状も異なります。
子宮頸がんおよび子宮体がんの基礎知識、子宮頸がん検診の内容等については、以下のWebページをご覧ください。
国立がん研究センター がん情報サービス:「子宮頸がん」(外部サイト)
国立がん研究センター がん情報サービス:「子宮体がん(子宮内膜がん)」(外部サイト)
国立がん研究センター がん情報サービス:「子宮頸がん検診について」(外部サイト)
子宮頸がん早期発見のポイント
- 子宮頸がんは、不正性器出血などの自覚症状がほとんどないので、定期的に子宮頸がん検診を受診しましょう!
- 自覚症状がある場合は、すぐに医療機関を受診しましょう!
ヒトパピローマウイルス感染症の予防接種(HPVワクチン)について
子宮頸がんの原因は、性的接触によって感染するヒトパピローマウイルス(HPV)です。そのため、ワクチンを接種してウイルスの感染を防ぐことで、子宮頸がんを予防できると考えられています。詳細は、ヒトパピローマウイルス感染症の予防接種(HPVワクチン)についてをご覧ください。