「歯科衛生士の就業支援に関するアンケート調査(平成30年度)」の結果を公表します
愛知県では、歯科衛生士の離職防止及び就業定着に向けた施策立案のための基礎資料を得ることを目的に、歯科衛生士の就業状況の実態に関する調査を行いました。
1 調査期間
平成30年12月31日から平成31年1月15日まで
2 調査対象
平成30年12月31日現在、愛知県内で歯科衛生士業務に従事している者
3 調査方法
歯科診療所等を通じて調査票を配布し、調査協力に同意いただいた者が回答を行い、歯科衛生士業務従事者届出と併せて郵送又は愛知県電子申請・届出システムにより回収する。
4 調査内容
(1) 属性に関する事項
性別、年齢区分、免許種別、従事場所、勤務地
(2) 就業状況に関する事項
勤務形態、離職・転職経験の有無、離職・転職の理由、勤務年数、勤務継続の要件
5 主な調査結果
〇回収状況
6,416人(男性1人、女性6,415人)、回収率(回答率)97.5%、有効回答率98.5%
〇回答者の属性
1) 年代別では、20歳代は全体の30.7%、30歳代26.5%、40歳代24.2%、50歳代14.8%、60歳以上3.8%であった。
2) 従事場所別では、行政機関(保健所、都道府県、市区町村)2.9%、病院 5.0%、診療所 90.2%、介護施設 0.6%、歯科衛生士学校・養成所 1.0%、事業所 0.2%、その他 0.2%であった。
〇就業状況
1) 現在の勤務形態は、常勤 57.5%、パート 40.3%、その他 2.0%であった。
2) 離職・転職の経験がない者は32.7%、ある者は67.3%であった。
3) 離職・転職の回数は、1回が27.4%、2回が17.5%、3回が10.3%、6回以上と多数の者も1.2%あった。
4) 離職・転職の理由は、「結婚・出産・育児」が44.6%と最も多く、次いで「家庭の事情」11.1%、「人間関係」10.5%、「仕事内容」8.5%の順であった。
5) 現職場での勤務年数は、5年未満の者が52.0%と半数を占めていた。
6) 歯科衛生士を続けるために重要だと思う条件(上位2項目を選択)は、「職場の良好な人間関係」が最も多く、「仕事内容(やりがい、スキルアップ等)」「待遇(給与、休暇、研修等)」「勤務しやすい時間や職場の場所」はほぼ同数であった。
6 調査結果の概要
調査結果の詳細については、下記のファイルをご覧ください。