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ベルギー3地域(ブリュッセル首都圏、フランダース、ワロン)の概要

ページID:0335997 掲載日:2021年3月23日更新 印刷ページ表示

フランダースブリュッセルワロン

ベルギー3地域(ブリュッセル首都圏、フランダース、ワロン)の概要
覚書締結年月日 2017年(平成29年)5月15日(月曜日) (各地域同日)
人口

ブリュッセル首都圏: 約120万人 

フランダース: 約660万人

ワロン: 約360万人

面積

ブリュッセル首都圏: 約160平方キロメートル 

フランダース: 約13,400平方キロメートル

ワロン: 約16,800平方キロメートル

位置 

ブリュッセル首都圏

 ベルギー中心部に位置。他の2つの地域と比べて面積は相対的に狭く、そのほとんどが市街化されている。

フランダース

 ベルギー国土のうち、ブリュッセル首都圏を除いた北半分を占める。

ワロン

 ベルギー国土のうち、南半分を占める。

気候 冬に最低気温摂氏0度を下回ることは少なく、また、夏に最高気温摂氏25度を上回ることは少ない過ごしやすい気候。降水量は、1年を通じて毎月平均的に50ミリ程度。
産業

主要産業は、化学工業、機械工業、金属工業及び食品加工業

一人当たりGDPは45,175.59ドル(2019年 IMF統計による)

主要貿易品は、鉱物油関連製品、医薬品、自動車・関連部品など

行政

ベルギーは言語共同体政府及び地域政府を包含する連邦制国家であり、立憲連邦君主制という珍しい体制をとっている。連邦政府と3言語共同体政府と3地域政府の計7政府は同等・同格とされる。

  • 連邦政府        外交、国防、司法、社会保障等の機能を持つ。
  • 言語共同体政府   言語はじめ教育・文化的な面に権限を持つ。

                                  ( オランダ語、フランス語、ドイツ語の3つ )                 

  • 地域政府        経済、都市計画、環境、労働等を担当する。

                                  ( ブリュッセル首都圏、フランダース、ワロンの3つ )

歴史

1815年 フランス革命後のウィーン会議によってオランダに併合される。

1830年 フランス7月革命の影響を受け、独立戦争によってベルギー王国(立憲君主制)として独立。また、イギリスに次いで2番目に産業革命を導入し工業国として成功する。

1831年 ベルギー王国憲法制定。

1839年 永世中立国となる。

1914年 第一次世界大戦でドイツから軍事支配を受ける。

1939年 第二次世界大戦でもドイツから軍事支配を受ける。

第二次世界大戦後 ベネルクス3国の1つとしてECSCに加盟。以来ブリュッセルは欧州統合の中心地となる。

1993年 言語別の連邦制(ブリュッセル首都圏、フランダース、ワロン)となる。

観光

ブリュッセル市内の世界遺産「グラン・プラス広場」や小便小僧をはじめとする観光名所を多数有する。

グランプラス小便小僧

美食の国として知られ、ビール、チョコレート、革製品などの名産品も多い。

協定・覚書

日本国愛知県とベルギー王国ブリュッセル首都圏との友好交流及び相互協力に関する覚書 [PDFファイル/280KB]

日本国愛知県とフランダース地域との友好交流及び相互協力に関する覚書 [PDFファイル/311KB]

日本国愛知県とベルギー王国ワロン地域との友好交流及び相互協力に関する覚書 [PDFファイル/339KB]

関係リンク

ベルギー観光局 ワロン・ブリュッセル http://www.belgium-travel.jp/index.html

ベルギーフランダース政府観光局 http://www.visitflanders.com/ja/

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