本文
働く世代の歯周病対策
歯を喪失する最も大きい要因は、歯周病であると言われています。
歯周病とは、歯と歯肉の隙間(歯周ポケット)から侵入した細菌が、歯肉に炎症を引き起こし、歯を支える骨を溶かしてしまう病気です。進行すると、歯がグラグラし、やがて抜けてしまいます。初期症状が少なく、気付いた時には悪化していることが多いです。その歯周病は働く世代に急増し、現在成人の約8割は何かしらの口腔トラブル(歯肉出血や、歯石付着、歯周ポケット4mm以上)を抱えています。(2005年2011年歯科疾患実態調査より)
また、歯周病は喫煙とも深い関連があり、喫煙者は非喫煙者に比べて歯周病にかかりやすく、悪化しやすいことがわかっています。
さらに、歯周病は歯の喪失だけでなく、糖尿病や動脈硬化、さらに早産(低出生体重児)など全身にも影響を与えることが明らかになっています。
そのため、かかりつけ歯科を持って定期的に口腔内のチェックを受けることが、健康に生きるために重要です。
お住まいの市町が実施する「歯周病検診」も是非ご利用ください。
事業所等で従業員の方への歯周病啓発等で活用できるリーフレット(愛知県作成)を以下に掲載しましたので、ご活用ください。
啓発リーフレット
(2)「かむ」からはじめるメタボ予防 [PDFファイル/828KB]
(3)女性に知って欲しい歯周病・タバコ [PDFファイル/906KB]
関連リンク
・愛知県の歯科口腔保健リーフレット等(一般向け)
https://www.pref.aichi.jp/soshiki/kenkotaisaku/ha-leaflet.html