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豊川用水
豊川用水事業
主な工事計画と事業費、工期 |
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宇連ダム 流域変更施設(佐久間導水路) 大野頭首工 牟呂松原頭首工 調整池 3カ所 幹線水路 L=142km 支線水路 L=551km 畑地かんがい施設 1式 |
480億円 |
昭和24年度~(国営)、昭和36年度~42年度(公団営) |
計画面積 20,183ha |
豊川総合用水事業
豊川用水は、東三河地域の発展に大きく貢献してきましたが、農業技術の進歩と都市近郊畑地帯としての立地条件から営農形態の急激な変化に伴い農業用水の需要は増大しました。
また、都市用水についても人口の増加と生活水準の向上に伴い、年々水需要が増大してきました。
これら増大する水需要に対処するため、豊川総合用水事業により新たな水源として大島ダムを建設するとともに、寒狭川頭首工及び寒狭川導水路を設置し、豊川の水を有効利用できるようにしました。
また、幹線水路の途中に大原、万場、芦ヶ池、蒲郡の4調整池を建設して、豊川の水を貯水し、渇水時に備えるとともに、水管理施設を改良し、用水の安定供給を図りました。
主な工事計画と事業費、工期 |
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大島ダム 寒狭川導水施設 調整池 4カ所 水管理施設 |
1,157億円 |
昭和52年度~(国営)、平成11年度~13年度(公団営) |
計画面積 18,129ha |
豊川用水施設緊急改築事業
豊川用水は、その完成から20年余りが経過し、老朽化とその間における環境変化等により一部施設において著しく機能が低下したため、施設管理上支障をきたしていました。また、防災上の見地からも緊急に対策を講じる必要が生じていました。
このため、水資源開発公団(現在の(独)水資源機構)は、豊川用水施設の機能回復、水の安定供給及び安全な施設管理の確保を目的とする豊川用水施設緊急改築事業を実施しました。
主な工事計画と事業費、工期 |
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宇連ダム 大入トンネル 振草トンネル 大野頭首工 牟呂松原頭首工 支線水路 L=81km |
307億円 |
平成元年度~10年度(公団営) |
計画面積 18,859ha |
豊川用水二期事業
豊川用水は、昭和43年の全面通水開始以来長期間が経過し、漏水、破損事故が顕著になり、適切な配水や施設の安全性を確保することが難しくなってきています。
万一不測の事態が生じた場合、市民の生活用水はもとより、農業・工業など東三河地域の産業に大きな打撃を与えることが予想されます。
このため、水資源開発公団(現在の(独)水資源機構)は、水路施設を改築し、施設の機能回復を図るとともに、幹線水路の複線化等により、効果的な水利用と合理的な水管理の実現を図るため、平成11年度より豊川用水二期事業に着手しました。
その後、豊川用水地域一帯が、平成14年4月に東海地震に係る地震防災対策強化地域に、平成15年12月には東南海・南海地震防災対策推進地域に指定されたため、耐震対策が必要になりました。(平成19年度追加)
また、石綿セメント管が多く使用されている農業用支線水路においては、老朽化に伴う漏水事故が多発しており、加えて平成17年7月に石綿障害予防規則が施行されたことから、石綿管除去対策も必要となりました。(平成19年度追加)
(参考) 農業用石綿(アスベスト)対策に関すること
さらに、東日本大震災の教訓を踏まえた結果、岩トンネル区間においても耐震対策が必要であることが判明しました。(平成27年度追加)
そのため、(独)水資源機構は、これらの対策を本事業に追加し、現在、令和12年度の完了を目指し、鋭意、事業の進捗を図っています。
主な工事計画と事業費、工期 |
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幹線水路 L=181.6km 大 野 系 L=158.5km 牟呂松原系 L=23.1km 支線水路 L=469.0km 水源施設等耐震補強 1式 |
2,484億円 |
平成11年度~令和12年度(機構営) |
計画面積 17,501ha |
問合せ
愛知県 農林基盤局 農地部 農地計画課 機構調整グループ
TEL:052-954-6433(ダイヤルイン)
FAX:052-954-6935
E-mail: nochi-keikaku@pref.aichi.lg.jp