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プールに避難させた魚の放流会を実施しました 「神池(大府市)」
プールに避難させた魚の放流会を実施しました 「神池(大府市)」
5月26日(火曜)、大府市立吉田小学校の依頼により、県政お届け講座として「ため池の役割」についての紹介と、プールに避難させた魚の放流会の指導をさせていただきました。昨年10月に行った池干しイベントのその後として、放流会を中心に講座の模様をお伝えします。
プールで準備

水位の下がったプールで事前準備です。昨年の魚たちが元気にしているか、気になるところです。

水槽に展示したプールのコイとフナです。避難から半年以上過ぎましたが、予想以上に元気なので、水槽の上に重しを載せました。
ため池の紹介と魚の捕獲

まずは「ため池の役割」についての紹介です。何しろ500人を超える全校児童が対象なので、農業総合試験場の方にも応援に来ていただきました。

ため池の紹介も終わり、いよいよ子どもたちがプールに入ります。待ちきれない様子が伝わってきて、スタッフの方が緊張しています。

いよいよ始まりましたが、まだ水位があったので、なかなか捕まえることができません。

そこでこの作戦で追い込みます。効果はありますが、腰の負担がなかなかのものです。

水位が下がってきたので、魚をとりやすくなってきました。

この頃になると、汚れた水や魚にも構わずみんなが夢中です。
プールから引っ越し

網で捕まえた魚を容器に移します。プールで動けず横になっていますが、元気で心配ありません。

魚たちが半年ぶりに神池に放流されます。プールの時と同じく横になっていますが、すぐに元気に泳いでいきました。

魚がいなくなっていた池に、無事に元の魚たちが戻って行きました。また生き物で賑やかな池になるでしょう。
問合せ
農林水産部農林基盤担当局 農地計画課 排水対策グループ
TEL 052-954-6432(ダイヤルイン)
E-mail: nochi-keikaku@pref.aichi.lg.jp