ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 ホーム > 組織からさがす > 農業振興課 > 野生イノシシのCSF(豚熱)に対する免疫獲得率について

本文

野生イノシシのCSF(豚熱)に対する免疫獲得率について

ページID:0306994 掲載日:2020年7月28日更新 印刷ページ表示

野生イノシシのCSF(豚熱)に対する免疫獲得率について

2020年7月28日 火曜日 発表

野生イノシシのCSF(豚熱)に対する免疫獲得率について

 

愛知県では、野生イノシシにCSFに対する免疫を獲得させるために、2019年3月から野生イノシシへの経口ワクチンの野外散布を実施するとともに、野生イノシシから検体を採取し遺伝子検査(※1)及び抗体検査(※2)を行っています。
※1  「陽性」であれば、CSFに感染しており、「陰性」であれば感染していない。
※2  「陽性」であれば、CSFに対する抗体を保有しており、「陰性」であれば保有していない。

【本調査対象となる野生イノシシ】
経口ワクチン摂取後、野生イノシシの体内で抗体が形成された後に調査を行う必要があるため、各市町村の、散布期間及び最終散布日から15日目以降に回収された野生イノシシを対象としています。


1 検査結果について
  遺伝子検査及び抗体検査の両方の結果が判明した野生イノシシに関する県内全体の免疫獲得率(※3)については、1月~3月では45%となり、4月~6月では28ポイント上昇の73%となりました。
  なお、欧州委員会(EC)が2010年に作成したガイドライン(※4)では、野生イノシシの免疫獲得率が40%を超えるとCSFの増加を止めるとされ、60%を超えるとCSFウイルスが根絶に向かうとされています。
  今後も、愛知県に生息する野生イノシシ全体の免疫獲得率をより高めるために、経口ワクチン散布を継続します。


 ※3  遺伝子検査が「陰性」かつ抗体検査が「陽性」であるイノシシの頭数を、検査頭数で除したものとする。
 ※4 Guidelines on surveillance/monitoring,control and eradication of classical swine fever in wild boar
        (SANCO/7032/2010(Rev4)【June 2010】)

 

野生イノシシのCSF(豚熱)に対する免疫獲得率について [PDFファイル/169KB]

 

 

【これまでの免疫獲得率】

2019年4月12日~8月6日

瀬戸市、春日井市、犬山市、小牧市

74%(31頭/42頭)
累積3回散布(瀬戸市のみ2回散布)

 

 

 

 

 

2019年4月12日~12月31日
全体

春日井市、犬山市、小牧市

瀬戸市 岡崎市、豊田市 新城市、設楽町

36%(121頭/336頭)

70%(55頭/79頭)
累積4回散布

62%(28頭/45頭)
累積3回散布

21%(35頭/170頭)
累積2回散布

7%(3頭/42頭)
累積1回散布

 

2020年1月以降
  全体

春日井市、犬山市、
小牧市

瀬戸市 岡崎市 豊橋市、豊田市、西尾市、幸田町

豊川市、蒲郡市、新城市、田原市、
長久手市、設楽町、東栄町、豊根村

2020年
1月~3月
45%(55頭/122頭)

33%(6頭/18頭)
累積6回散布

100%(6頭/6頭)
累積5回散布

75%(3頭/4頭)
累積4回散布

83%(20頭/24頭)
累積3回散布

29%(20頭/70頭)
累積2回散布

2020年
4月~6月

73%(43頭/59頭)

81%(13頭/16頭)
累積8回散布

100%(4頭/4頭)
累積7回散布

82%(9頭/11頭)
累積6回散布

67%(10頭/15頭)
累積5回散布

54%(7頭/13頭)
累積4回散布

 


このページに関する問合せ先
農業振興課
野生イノシシ対策室 経口ワクチン対策グループ
〒460-8501 名古屋市中区三の丸3-1-2 Tel:052-954-6725 Fax:052-954-6008

Adobe Reader
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)