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野生鳥獣動画室

ページID:0373629 掲載日:2021年12月24日更新 印刷ページ表示

野生鳥獣動画室

びっくり動画コーナー

キツネの木登り(2013年12月撮影)

野生のキツネは肉食に近い雑食性といわれています。
したがって、小動物を中心に食べて獲物がとれなければ何でも食べてしまうということでしょう。
木登りもお手のもの!細い枝にも臆せず、絶妙なバランス感覚で柿をとっていきました。

イノシシ真下からのアングル(2019年8月撮影)

イノシシを真下から捉えた珍しい映像です。
イノシシは臆病な性格のため、途中で危険を察知したのか猛ダッシュで逃げていきました。

イノシシ、ワイヤーメッシュ柵を破壊(2018年9月撮影)

わずかな隙間があると、イノシシは器用に鼻を使ってワイヤーメッシュ柵を力ずくで持ち上げ農地へ侵入してしまうことがあります。想像を絶するパワーです。
ワイヤーメッシュ柵の地際を補強する等、イノシシに突破されない対策が必要です。

イノシシ、トマトの残渣をむしゃむしゃと(2020年10月撮影)

真昼間から堂々と現れ、トマトの残渣をむしゃむしゃと美味しそうに食べるイノシシ。
農作物残渣や生ごみは野生鳥獣を誘引してしまいますので、しっかりと片付けるようにしましょう!

子沢山イノシシ(2020年5月撮影)

イノシシは2歳で初産を迎え、春になると平均4.5頭を出産します。
映像のイノシシは確認できる限りですと、8頭の子イノシシを連れているので子沢山!
そんな子イノシシも、生後1年を迎えることができるのは半数のみ・・・厳しい世界です。

抜き足差し足ハクビシン(2021年1月)

ハクビシンは、身体能力が高く、木登りや狭いところをくぐり抜けるのが得意です。
人に姿をあまり見せず、ひっそりと暮らしているハクビシン。
そんなハクビシンが抜き足差し足でどこかへ向かっています。臆病な性格は、イノシシと共通するものがあります。

ニホンジカ、ワイヤーメッシュ柵をピョーン(2021年2月撮影)

ニホンジカ対策用のワイヤーメッシュ柵の高さは、1.8メートル~2メートルが主流。
・・・ということは、イノシシ対策用の1メートルのワイヤーメッシュ柵はらくらく飛び越えてしまいます。
映像のニホンジカは助走もなしにピョーンと飛び越えてしまいました。
これまではイノシシ被害だけだったのにニホンジカ被害がみられるようになった地域は、ワイヤーメッシュ柵を嵩上げする等、対策をとりましょう。

箱罠を警戒しないイノシシの幼獣「ウリ坊」(2010年10月撮影)

警戒心がまるでないウリ坊。
明るい日中にも関わらず農地近くに設置した箱わなに現れ、中のエサも警戒することなく食べ進めています。
成長するにつれ明るい時間帯に姿を見せることはほとんどなくなり、箱わなの中に入らなくなっていきます。
※授乳期(生後100日前後まで)のイノシシは背中に縞模様があり、ウリ坊と呼ばれます。成長とともに、縞模様は徐々に消えていきます。

箱罠を警戒して入らない亜成獣(2010年10月撮影)

ウリ坊から成長した亜成獣(15~40kg未満)。
ウリ坊の時は箱わなの中に警戒することなく入っていましたが、箱わなが危険なものであると理解してきたのか、中に入りません。
※離乳後(生後4か月齢)から性成熟する18か月齢までのイノシシ個体を、亜成獣と呼びます。生息環境などにもよりますが、きょうだいで群をつくり、母親の近くで過ごすことが多いと考えられます。

箱罠を警戒して近寄らない成獣(2011年2月撮影)

亜成獣(15kg以上40kg未満)から成獣(40kg以上程度)へと成長したイノシシ。
箱わなは危険なものであるとしっかり理解していることから、箱わなに近づこうとすらしません。
こうなってくるとさあ大変!捕獲は難しくなってしまいますが、根気強くエサで誘引し、捕獲へとつなげます。
※イノシシは生後18か月齢頃(通常は生まれた翌年の晩秋)に性成熟し、繁殖可能なおとなになります。生息個体数を抑えるためにはおとなの個体を捕獲する必要がありますが、容易ではありません。

イノシシ3頭一挙に!(2012年1月撮影)

箱わなのエサにつられて3頭のイノシシが近づきます。
わなの扉が閉まるきっかけとなる「トリガー」に触れた瞬間、扉が勢いよく閉まります。
3頭のイノシシはお縄につきました。

電気柵は心理柵(2011年8月撮影、JA愛知東提供)

暗くて見づらいですが、画面左側に実りを迎えた水田が広がり、野生獣の侵入を防ぐための電気柵が設置されています。
大きなイノシシが電気柵を見るなり引き返していきました。
その気になれば強引に突破することもできるはずですが、過去に電気柵で痛い目に遭ったことがあるのでしょう、電気柵は危ないものであるという心理が働いたと推測されます。
電気柵を役立てるには、野生獣に確実に痛い経験をさせることがポイントです。

親が教育?(2010年1月撮影)

箱わな付近のエサを食べているイノシシ親子。
子イノシシが箱わなの中のエサに近づこうとした瞬間、親イノシシが威嚇します。
まるで子イノシシに箱わなは危険なものであることを教えているかのようです。

オスジカ、くくり罠にかかる(2016年3月撮影)

くくり罠は人類史上最古の罠といわれ、様々な野生獣の捕獲に用いられますが、特にシカを捕獲するのに向いています。一般的にくくり罠の捕獲効率は1%(1つの罠で100日に1頭捕獲できる)前後と言われていることから、やみくもに仕掛けても捕まりません。
くくり罠は獣道でもシカが確実に通るところに設置しましょう。
条件は、(1)獣道がはっきりしている。(2)獣道が細い。(3)傾斜が緩い。(4)見通しがよい。(5)獣道が交差するところです。
さらに重要なのは根付け(罠を固定する立ち木など)があるところです。
これらに注意して、シカを捕獲してみましょう!
 

シカの補助器具、からまる棒ってなんだろう?(2014年12月撮影)

シカをくくり罠で捕獲する際は根付け(罠を固定する立ち木など)が必須です。しかし草原や休耕田などシカがよく出る場所なのに立ち木がない場所もあります。
そんな場所ではからまる棒が大活躍!
鉄筋製の本体と杭3本を使って地面に固定して完成。からまる棒に立ち木同様、くくり罠を仕掛けます。
動画はからまる棒を使用し、実際に捕獲した際の様子です。