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花きにおける新品種育成の取り組み/農業総合試験場
花きにおける新品種育成の取り組み
愛知県オリジナルブランド品種を育成しています。主に交雑育種を行い、花色、花形、品質や生産性等を県内の生産者と共に検討しながら、新品種を作っています。
カーネーション
・白、ピンク、赤、黄色等の需要が多い人気花色で多収性の品種を育成しています。


・萎凋細菌病抵抗性や高度花持ち性、新たな付加価値を持つ品種の育成をしています。
(独)花き研究所が保有する以下のような遺伝資源を親として利用しています(花き研究所との協同研究) 。
(独)花き研究所が保有する以下のような遺伝資源を親として利用しています(花き研究所との協同研究) 。

・耐暑性など日本の気候にあった品種を育成しています。以下のような近縁種と種間交雑をしています。

バラ
平成20年からバラの育種を始めました。一輪咲き切り花品種の育成を目指します。有望品種が出てくるのはまだ先になりますが、乞う御期待。

遺伝資源収集
・緑枝接ぎ挿し繁殖(平成19年7月中~下旬)
バラ品種検討委員会の協力により穂木・台木を得て、交配用の親株として、接ぎ挿し繁殖で30品種・150株を育成しました。

・2年生地堀り苗の鉢上げ(平成19年12月上旬)
交配用の親株として2年生苗を購入し、70品種・350株を育成しました。

デンドロビウム・フォーミデブル
母の日に出荷できる早生系統、中元需要のある晩生系統を育成しています。
黄色やピンク色の有色花の育成にも取り組んでいます。
