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育成品種 花き13
きく 「夏のきらめき」
きく 「夏のきらめき」
愛知県の一輪ギクは、全国で第1位の生産量を誇ります。
本県の農業生産を支える重要な品目で、主に白色と黄色の品種が生産されています。
愛知県農業総合試験場が開発したきくの新品種「夏のきらめき」は、輝くような黄色で、形の良い大きな花が咲き、栽培の難しい6月~8月の出荷に適した品種です。
「夏のきらめき」の特徴
輝くような黄色で、形の良い大きな花が咲きます。
生育が旺盛で、花や茎葉にボリューム感があります。
余分な蕾の発生が少ないため、一輪の花を大きく咲かせるために必要な「蕾を取る作業」が省力化できます。
6月~8月でも、花を咲かせるための日長を短くする操作が不要で、現在栽培されている品種よりも早く安定して花を咲かせることができます。
「夏のきらめき」を開発した経緯
一輪ギクは、夏期の高温、長日条件での栽培が難しいため、生産者からは、出荷が不安定になる6月~8月に、黄色の花が安定して咲く新品種の開発が強く要望されてきました。
愛知県農業総合試験場では、愛知県花き温室園芸組合連合会きく部会と共同で、多くの優れた性質を持つ「夏のきらめき」を開発しました。
問合せ
愛知県農業総合試験場
東三河農業研究所花き研究室
電話: 0532-61-6293(ダイヤルイン)
E-mail: nososi@pref.aichi.lg.jp