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育成品種 花き14
きく 「なつき愛」(商品名:夏のあゆみ)
きく 「なつき愛」(商品名:夏のあゆみ)
愛知県の一輪ギクは、全国で第1位の生産量を誇ります。
本県の農業生産を支える重要な品目で、主に白色と黄色の品種が生産されています。
愛知県農業総合試験場が開発したきくの新品種「なつき愛」(商品名:夏のあゆみ)は、艶のある黄色の花が咲き、日持ちが良く、盆や彼岸向けの仏花に適した品種です。
「なつき愛」(商品名:夏のあゆみ)の特徴
艶のある明黄色で、形の良い花が咲きます。
立ち葉で茎葉のバランスが良く、仏花など個人需要に適した草姿です。
従来品種に比べて日持ちが良いため、長い期間にわたり切り花を観賞できます。
6月~9月のどの時期でも、植え付けから開花までの日数にバラツキが少なく、計画的に出荷できます。
「なつき愛」(商品名:夏のあゆみ)を開発した経緯
一輪ギクの個人需要が高まる盆(7~8月)や彼岸(9月)の時期は、高温と長日条件により開花が遅れ、計画的な出荷が難しいため、生産者からは、6月~9月に計画どおりに出荷ができる黄色の新品種の開発が強く要望されてきました。
愛知県農業総合試験場では、愛知県花き温室園芸組合連合会きく部会と共同で、多くの優れた性質を持つ「なつき愛」(商品名:夏のあゆみ)を開発しました。
問合せ
愛知県農業総合試験場
東三河農業研究所花き研究室
電話: 0532-61-6293(ダイヤルイン)
E-mail: nososi@pref.aichi.lg.jp