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「かがり弁白」がジャパンフラワーセレクションでベスト・フラワー(優秀賞)を受賞
マムの新品種「かがり弁ギク」

花弁の先端に複数の突起がある「かがり弁」と呼ばれる珍しいタイプの品種です。
花色が白、赤紫、黄の3品種を開発しました。
「かがり弁ギク」は愛知県と国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構との共同育成品種です。
写真提供: ジャパンフラワーセレクション実行協議会
ジャパンフラワーセレクションとは
2006年にスタートした、日本における統一的な新品種のコンテストです。
一般財団法人日本花普及センター内のジャパンフラワーセレクション実行協議会が主催して、花の新品種を評価しその推奨を行います。
国内の花き業界を代表する学識経験者、流通関係者、小売関係者など、業界のプロによる公正な審査が行われ、「優れた品種」が選ばれます。
2018-2019 切花部門 「ベスト・フラワー(優秀賞)」を受賞!
「かがり弁白」が2018-2019切花部門 「ベスト・フラワー(優秀賞)」を受賞!
併せて、育種技術により花の芸術性・商品性を高めた品種に贈られる「ブリーディング特別賞」と、斬新で優れた形状をもつ品種に贈られる「ニュースタイル特別賞」を同時受賞しました。
【審査講評】
花弁の先端に複数の突起がある「かがり弁」と呼ばれる珍しい花形は、これまでのキクにはない華やかな美しさ。
ブライダルなどお祝いのアレンジメントなど、年間を通じて様々な場面で利用できる。今後の花色の展開や、量産化に期待する。