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仕事と介護の両立について
働き手の人口が減少することが見込まれる中、2025年には団塊世代が後期高齢者に達し、要支援・要介護認定を受ける人の割合が大幅に上昇すると想定されており、企業経営にとって、従業員の仕事と介護の両立は避けては通れない課題となっています。
そうした中、介護は育児と異なり突発的に問題が発生することや、介護を行う期間・方策も多種多様であることから、仕事と介護の両立が困難となることも考えられます。
そこで県では、企業における両立支援の取組を促進して従業員の離職を防止するため、様々な事業を実施しています。
育児と介護を同時に行う「ダブルケア」について
育児・介護休業法の改正ポイント、育児と介護を同時に行う「ダブルケア」を知っていますか?(2025年7月作成)
2025年4月1日から段階的に施行されている育児・介護休業法の改正ポイントの解説と、子育てと親や親族の介護を同時に行う「ダブルケア」の理解促進のためリーフレットを作成しました。
育児・介護休業法の改正ポイント、育児と介護を同時に行う「ダブルケア」を知っていますか? [PDFファイル/539KB]

仕事と育児・介護の両立支援シンポジウム(2025年10月開催)
晩婚化・晩産化を背景に、子育てと介護を同時に行う「ダブルケアラー」は全国で約20万人おり、その多くは働き盛りの30代、40代です。仕事と育児・介護の両立を後押しする改正育児・介護休業法が2025年に施行され、企業には両立支援制度の整備、制度を利用しやすい職場風土づくりが求められています。
ダブルケアラーへの理解を促進するため、基調講演、パネルディスカッションを組み合わせたシンポジウムをオンライン併用で開催しました。
1 日時
2025年10月28日 午後1時30分から午後4時まで
2 場所
愛知県産業労働センター(ウインクあいち)1302会議室 ※オンライン同時開催
3 内容
<テーマ> “制度だけでは辞める”から“文化があるから残る”へ 両立支援と組織風土改革
○基調講演
講師: 株式会社グッド・チーム 代表 豊岡敬子氏
基調講演資料 [PDFファイル/5.36MB]
○パネルディスカッション
<コーディネーター>
豊岡 敬子氏
<パネラー>
・ダイコク電機コミュニケーションPLUS株式会社(製造業)
・ダブルケアラー当事者
企業取組事例(ダイコク電機コミュニケーションPLUS株式会社) [PDFファイル/1.39MB]

仕事と介護の両立に関する社内研修用動画~ともに考える仕事と介護 介護はチームプレーだ!~(2020年2月作成)
主に中堅・中小企業における仕事と介護の両立に関する理解を深めるための社内研修用動画を作成しました。
この動画では両立支援に必要な視点として、「制度づくり」と「職場風土づくり」に焦点を当て、アニメーション動画により分かりやすく説明するほか、実際に両立支援に取り組む企業の紹介を盛り込んでいます。
動画はYouTubeで視聴いただけます。
[URL]https://youtu.be/AuJwgQO_FOY
※YouTubeで「ともに考える仕事と介護」と検索してください。
※2019年12月27日に改正育児・介護休業法施行規則及び改正指針が公布又は告示されました。
この改正により、2021年1月1日からは、介護休暇を時間単位で取得することができるようになりました。
仕事と介護の両立モデル事例集(2019年2月作成)
主に中堅・中小企業向けとして、仕事と介護の両立のポイントや実際に両立支援に取り組む企業を紹介する事例集を作成しました。
両立支援に向けて、相談、気づかい、法定制度の活用、職場の雰囲気づくりなど、どの企業でも活用できるような視点から作成をしています。
仕事と介護の両立モデル事例集(2019年2月作成) [PDFファイル/7.58MB]

仕事と介護の両立支援策導入マニュアル(2017年2月作成)
主に中堅・中小企業の人事担当者向けに、従業員が仕事と介護を両立できる職場づくりに取り組む際の参考となるマニュアルを作成しました。
仕事と介護の両立支援策導入マニュアル(2017年2月作成) [PDFファイル/8MB]


