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セントレアFC産業車両導入促進ワーキンググループ
背景
産業車両の燃料電池(FC)化は、モビリティの水素利活用を民生部門だけでなく、産業部門にも広げるきっかけとなるとともに、工場内の環境や作業効率の向上にも寄与するものと期待されます。
しかしながら、FC産業車両は、未だ普及黎明期にあり、本格的な普及には、より積極的な普及啓発が必要です。
そこで、中部国際空港の貨物地区にFC産業車両が導入されれば、「セントレア水素社会形成WG」での取組と合わせて、水素社会のモデルケースとして一体的に情報発信することができ、絶好のPRになるものと考えられます。
WG設立の目的
中部国際空港におけるフォークリフト等産業用車両のFC化を目的として、平成29年4月に設立。
構成
愛知県
株式会社鈴木商館
中部国際空港株式会社
トヨタ自動車株式会社
株式会社豊田自動織機 (五十音順)
主な取組
本WGの成果の一つとして、セントレア貨物地区内に、株式会社鈴木商館により環境省及び愛知県の補助制度を活用して燃料電池(FC)フォークリフト用水素供給設備が整備され、「セントレア貨物地区水素充填所」として、平成30年11月2日より運用を開始しています。
また、それと合わせて、貨物地区の2事業者によりFCフォークリフトが計7台導入されています。
名称 | セントレア貨物地区水素充填所 |
所在地 | 常滑市セントレア1丁目2 (セントレア貨物地区内) |
対象車両 | セントレア貨物地区のFCフォークリフト |
特徴 |
・再生可能エネルギー(太陽光)由来の水素を利用 ・セントレア貨物地区事業者を対象とした商用営業 |


