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【知事会見】「ノーベル賞受賞者顕彰施設 基本計画」を策定しました
「ノーベル賞受賞者顕彰施設 基本計画」を策定しました
愛知県と名古屋市では、次世代の科学技術を担う人材の育成や当地の先進性・魅力の発信を図るため、県・市の共同事業として、愛知・名古屋ゆかりのノーベル賞受賞者の業績などを分かりやすく伝える「ノーベル賞受賞者顕彰施設」を名古屋市科学館内に整備することとしています。
この度、施設構成や展示内容など、施設の展開イメージを取りまとめた「ノーベル賞受賞者顕彰施設 基本計画」を策定しましたので、お知らせします。
この度、施設構成や展示内容など、施設の展開イメージを取りまとめた「ノーベル賞受賞者顕彰施設 基本計画」を策定しましたので、お知らせします。
1 施設の目的・コンセプト
・愛知・名古屋ゆかりのノーベル賞受賞者の業績などを分かりやすく伝えることにより、次世代の科学技術を担う人材の育成や当地の先進性・魅力の発信を図る。
・特に子ども達を対象に、科学技術に対する好奇心や探求心、夢を触発する展示を展開する。
・顕彰施設を起点とし、科学館全館との連携を図ることにより、受賞者顕彰の趣旨の最大化を図る。
・特に子ども達を対象に、科学技術に対する好奇心や探求心、夢を触発する展示を展開する。
・顕彰施設を起点とし、科学館全館との連携を図ることにより、受賞者顕彰の趣旨の最大化を図る。
2 整備場所・規模
・整備場所:名古屋市科学館サイエンスホール(生命館地下2階)
(名古屋市中区栄二丁目17番1号)
・整備面積:約720平方メートル(うち展示室内(ゾーン1~ゾーン3):約300平方メートル)
(名古屋市中区栄二丁目17番1号)
・整備面積:約720平方メートル(うち展示室内(ゾーン1~ゾーン3):約300平方メートル)
3 施設で顕彰する受賞者(敬称略)
氏名 | 受賞年 | 受賞理由 | 在籍実績のある機関 |
---|---|---|---|
野依 良治 | 2001年化学賞 | キラル触媒による不斉反応の研究 | 名古屋大学 |
小林 誠 | 2008年物理学賞 | CP対称性の破れの起源の発見 | 名古屋大学 |
益川 敏英 | 2008年物理学賞 | 名古屋大学 | |
下村 脩 | 2008年化学賞 | 緑色蛍光タンパク質の発見 | 名古屋大学 |
赤﨑 勇 | 2014年物理学賞 | 青色発光ダイオードの発明 | 名城大学、名古屋大学 |
天野 浩 | 2014年物理学賞 | 名古屋大学、名城大学 | |
大隅 良典 | 2016年生理学・医学賞 | オートファジーの仕組みの解明 | 基礎生物学研究所 |
4 展示ゾーンの概要
【ゾーン1】 大型映像展示 |
受賞者の偉大さや受賞研究の内容・成果などを、直感的かつ分かりやすく伝える壁一面に展開するダイナミックな映像展示。 |
【ゾーン2】 受賞者ユニット展示 |
受賞者の研究者人生や研究内容、研究成果の社会的な貢献を学ぶことが出来るストーリー性や体験性のある展示。 |
【ゾーン3】 体験交流展示 |
受賞研究をテーマとした実験やノーベルウィークの疑似体験など、体験や交流の場を提供する展示。 |
【ゾーン4】 ノーベル賞解説展示 |
ノーベル賞の概要や著名な受賞者を紹介する顕彰施設のガイダンス展示。 |
5 整備スケジュール
2018年度に設計を行い、2019年度から施工。2020年度内のオープンを目指す。