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「あいち自動車産業イノベーションプラン」の短期目標を改訂しました
「あいち自動車産業イノベーションプラン」の短期目標を改訂しました。
グローバルなコスト競争の激化、生産拠点の海外移転の動き、地球環境問題の高まりやICT技術の進歩を背景とする次世代自動車の普及など、自動車産業を取り巻く環境は大きく変化しています。県では、これらの状況を踏まえ、本県の自動車産業のイノベーションを支援するため、平成24年3月に「あいち自動車産業イノベーションプラン」を策定しました。
策定から4年目となる平成27年度は、これまでの施策の進捗状況を検証し、平成32年度に向けたプランの短期目標の改訂を行いました。
1 プランの目標
自動車技術を進化させることにより、次世代分野に対応する強固な企業群の形成と、安心・安全で快適な新しい自動車社会の実現を目指す。
2 計画期間
2012年度(平成24年度)から2020年度(平成32年度)まで
3 短期目標(平成28年度~平成32年度まで)
項目 | 目標値 |
---|---|
自動車分野における中堅・中小企業への技術指導・相談 | 延べ83,000件 |
「知の拠点」重点研究プロジェクトで開発する 次世代自動車等の分野に関する製品・試作品 |
10件 |
次世代自動車に対応する人材育成講座の受講者 | 延べ4,800人 |
モノづくり応援ファンド等による支援 | 30件 |
産産連携グループの活動支援 | 4グループ |
次世代自動車分野の企業誘致 | 20社 |
一般開放型充電器の設置 | 県内に1,600基設置 |
水素ステーションの設置 | 県内に40基設置 |
公用車へのPHV・EV導入 | 54市町村に導入 |
研究開発・実証実験の支援 (自動走行・自動車安全技術の実証実験を除く)※ | 70件 |
展示会の出展支援 ※ | 25件 |
自動走行・自動車安全技術の実証実験件数 ※ | 20件 |
( ※=新たに設定 )
4 プランの特徴
(1) 自動車産業を対象とする本県初の包括的なビジョン。現行のガソリン車、次世代自動車を含め、自動車産業全体のイノベーションの加速を狙う。
(2) 部品関連の中堅・中小企業を対象とした技術力・販売力の強化と、次世代自動車に期待される新しいクルマの機能(エネルギーや情報端末)を活用した安心・安全で快適な社会づくりを目指す。
(3) 部品関連の中堅・中小企業が、自らの強みを活かして新分野・新市場への進出に取り組んだ多くの先行事例をわかりやすく紹介。
(4) 自動車の役割の重要性を強調する愛知発の「クルマ文化」の発信も視野に入れる。
5 プランの概要版、本文
プラン概要版(平成28年2月改訂)
プラン本文(平成24年3月策定)
- 表紙(hyousi [PDFファイル/94.16 KB])
表紙
- はじめに(hajimeni [PDFファイル/148.76 KB])
はじめに
- 目次(mokuji [PDFファイル/86.66 KB])
目次
- 第1章(1syou [PDFファイル/602.35 KB])
自動車産業の現状と将来予測
- 第2章(2syou [PDFファイル/299.33 KB])
自動車産業の課題と対応
- 第3章(3syou [PDFファイル/221.37 KB])
あいち自動車産業イノベーションプランの枠組み
- 第4章(4syou [PDFファイル/458.88 KB])
あいち自動車産業イノベーションプランの具体的施策
- 第5章(5syou [PDFファイル/1021.28 KB])
参考となる事例の紹介
- 第6章(6syou [PDFファイル/247.79 KB])
参考資料
6 パブリック・コメントの結果(平成24年3月策定時)
県民意見提出制度(パブリック・コメント制度)に基づき、県民の皆様からのご意見を募集した結果を公表しています。
7 企業アンケートの結果(平成27年4月~6月)
プランの平成32年度に向けた短期目標の改訂に向け、企業アンケートを実施しました。
8 その他
このプランは、産学行政の有識者からなる策定委員会(平成23年度)・フォローアップ会議(平成27年度)[いずれも座長:山田基成名古屋大学大学院准教授]での検討をもとに、県が策定したものです。
問合せ
愛知県 産業労働部 産業振興課 自動車産業グループ
ダイヤルイン:052-954-6376
E-mail: sangyoshinko@pref.aichi.lg.jp