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南知多町日間賀島において、自動運転の社会実装を見据えた実証実験を実施します

 愛知県では、将来の自動運転サービスの実現を目指し、全国に先駆けて、2016年度から自動運転の実証実験を開始し、2018年度には、日本で初めて複数台の遠隔型自動運転※1車両を同時に走行させるなど最先端の実証実験を実施してきました。

 

今年度からは、内閣府の近未来技術等社会実装事業※2を活用し、地域ごとに想定されるビジネスモデルを踏まえた実証テーマを設定することにより、自動運転の社会実装を見据えた実証実験を実施しています。(2019年6月10日発表済み)

 

この度は、南知多町日間賀島において、「離島における観光型MaaS※3による移動」をテーマとした自動運転の実証実験を実施します。

 

鉄道の切符に付属するQRコード*を介し、名古屋から日間賀島までの鉄道と船舶の乗り継ぎ情報、島内の自動運転バスの運行時間、シェアサイクル(共用の自転車)、観光情報といった観光客にとって必要な情報をスマートフォン等に一元的に提供することでMaaSによる移動サービスを一般観光客等に体感いただきます。(*QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です。)

 

また、将来の自動運転サービスによる輸送の実現を見据え、自動運転車両(マイクロバス)は、路線バス等の運行を担う大型自動車第二種免許の保有者が運転席に乗車、監視する形で運行を行います。

1 実証実験の概要

(1)実施日程

2020年1月25日(土曜日)、1月26日(日曜日)、1月27日(月曜日)

 
日程時間走行ルート※試乗者
1月25日(土曜日)12時30分~13時10分A大村愛知県知事
13時30分~14時B報道機関優先
14時~16時30分B日間賀島住民、一般観光客、あいち自動運転推進コンソーシアム会員※4
1月26日(日曜日)11時~12時30分B
13時30分~16時30分B
1月27日(月曜日)11時~14時B

※ルートの内容は、1(3)ルート等詳細を御覧下さい。

(2)事業実施体制

(株)NTTドコモを核とする共同体で事業実施【7社・1大学】
 (株)NTTドコモ、アイサンテクノロジー(株)、名古屋鉄道(株)、日本信号(株)、国立大学法人名古屋大学、(株)ティアフォー、岡谷鋼機(株)、損害保険ジャパン日本興亜(株)
注:アイサンテクノロジー(株)の外注先として参画

(協力)南知多町、日間賀島漁業協同組合、日間賀島地区区長会、(一社)日間賀島観光協会、名鉄バス(株)、名鉄海上観光船(株)、(株)メイテツコム、名鉄EIエンジニア(株)、埼玉工業大学

(3)ルート等詳細

高速船の発着点の一つである日間賀島西港を起点とした外周道路で実施

【1月25日(土曜日)】
項目ルートA
運行時間帯

12時30分~13時10分

経路出発点

日間賀島西港【以降「西港」と表記】

終着点

日間賀島東港【以降「東港】と表記】

  (東港まで自動運転で到着後、西港まで往路と同じ道を手動運転で戻る)
距離

 約1.36km

使用車両

リエッセ2

(市販の日野リエッセ2に自動運転システムを搭載)

 車両の詳細は、1(5)車両概要を御覧下さい。

特徴

・運転席において乗務員が監視

  ・遠隔監視 1対1
試乗者等

大村愛知県知事

  *なお、試乗後に出発点において、知事コメント、質疑応答の時間を設けます。
【1月25日(土曜日)、26日(日曜日)、27日(月曜日)】
項目ルートB
運行時間帯(1月25日)13時30分~16時30分
(1月26日)11時~12時30分、13時30分~16時30分
(1月27日)11時~14時
経路出発点

 西港

経由

下海、東港、恋人ブランコ、日間賀島資料館

  (上記ポイントには仮設バス停を設置)
終着点

 西港

距離

 3.62km

試乗者

日間賀島住民、一般観光客、 あいち自動運転推進コンソーシアム会員等

※使用車両・特徴は、ルートA、Bで同一です。

遠隔監視席は、西港の船待合施設「ひまポ」に設置します。

 ルート地図

自動運転車走行ルート

 

(4)実証実験のハイライト(見所)

○名古屋鉄道が発売する切符と連動した交通手段、観光情報の提供

  切符に添付のQRコードを通じて、旅客は自身のスマートフォン等で名古屋から日間賀島までの鉄道・船舶の乗継情報、日間賀島内を走る自動運転バスの運行時間を記した専用Webページを起動します。当該Webページには、シェアサイクルの利用方法や観光情報も提供されており、同島への観光客が必要とする情報を一元的に把握することができます。

 

○顔認証技術*5を活用した乗車確認

  自動運転バスの入口に設置した顔認証システムを活用し、将来的な顔認証を用いた乗車料金の決済を想定した運用を行います。

  これにより、更なる自動運転車両を活用したサービスの利便性向上につなげていきます。(今回はあくまでシミュレーションであり、実際の料金収受は行いません。)

 

○名鉄バスの乗務員による運行

  自動運転バスは、自動運転の講習を受けた名鉄バスの乗務員(路線バス等の運行を担う大型自動車第二種免許の保有者)が運転席に乗車、監視する形で運行を行います。

○島内にシェアサイクル(共用の自転車)を配備

  東港バス停付近に島内移動用のシェアサイクル3台を配備することにより、観光客や住民の最終目的地までの移動を継ぎ目無く支援します。

  また、シェアサイクルにはGPS機能*6を備え、利用者の島内での移動ルート等の分析に活用する予定です。

 

(5)車両概要

車両は、埼玉工業大学が保有するものを活用します。

 
車両名リエッセ2
リエッセ画像
仕様

・市販の日野リエッセ2に自動運転システム「Autoware※」を搭載

・最大乗車人員24名(試乗可能人数は、乗務員や補助席等を除き12名)

特徴

・天井にLidar(センサー)を装備

・自動運転システム「Autoware※」と事前に取得する「高精度3Dマップ」を使用して走行する。

 ※Autowareは、The Autoware Foundationの商標です。

2 取材について

(1)取材を希望される場合は、報道機関名、代表者の氏名、連絡先、TVカメラの有無、人数、希望する取材時間等を、別紙「取材連絡票」に記載の上、1月21日(火曜日)正午までに、FAX(052-954-6976)にて県産業振興課まで御連絡ください

(2)荒天時は中止します。(当日、天候等の状況により中止になった場合は、個別に御連絡します。)

(3)取材当日は、別紙「取材連絡票」に記された日時に「日間賀島西港待合所『ひまポ』」の入口へお越しください。

(4)自動運転車両の乗車も受け付けます。

 1月25日(土曜日)の知事試乗終了後、13時30分頃をめどに、希望される報道機関の皆様向けに自動運転車両に試乗いただく機会を設けます。(ルートB、30分程度)

ただし、乗車枠に限りがあるため、応募者多数の場合は、各社1名様限定にするなど、制限をさせていただく場合があります。

取材連絡票 [Wordファイル/24KB]

用語説明・補足
*1 遠隔型自動運転遠隔運転手が、情報通信技術を使用し車両を監視・制御する技術
1人の運転手が1台を監視・操作するものを1対1と表現
*2 近未来技術等社会実装事業内閣府が、地方自治体を対象に、AIや自動運転、ロボット、ドローンなどの近未来技術等を活用した地方創生に関する事業を募集し、優れた取組について関係省庁が総合的に支援する事業
本県を含め全国で22事業が採択
*3 MaaS

"Mobility as a Service"の略で「サービスとしての移動」

複数の交通手段を継ぎ目なく提供する移動サービス
*4 あいち自動運転推進コンソーシアム会員自動運転システムに関係する企業、大学、学識経験者や、同システムの導入を目指す愛知県内の市町村等約100機関により構成
*5 顔認証技術顔の特徴を数値に置き換えることにより、事前に登録された顔と、新たに撮影された顔が同一かどうかを判断する技術。決済手段との連携による利便性向上が期待される技術
*6 GPS機能人工衛星による現在位置を測定するシステム