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三州灯篭
沿革・特徴
文献によれば、鎌倉時代中期・正応2年(1289年)に、河内国丹南郷から安藤三郎九郎親重が、長子国近及び従弟を率いて冗了恵上人とともに岡崎管生の郷に移住し、由緒ある鋳物師として梵鐘や仏具などを鋳造したのが始まりです。大正年代まで、安藤氏の子孫が携わっており、昭和初期には、8軒の事業者に数百名の従事者がいたとのことです。
蜜蝋などの伝統的な素材などを使用し、伝統的なデザイン、細かな細工、豊かな表現が特徴です。現代でも昔ながらの技法にて制作しています。
製造工程
多彩な素材で原型を制作し、次に鋳型を制作。地金(銅合金)を1200度に溶解し、鋳型に流し込み製品を制作。出来上がった製品を研磨、組み立て、特殊な着色を施し作り上げます。
主な製品
灯籠、仏具、ブロンズ作品制作
事業所名 | 代表者 | 郵便番号 | 所在地 | 電話番号 | FAX | URL |
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株式会社ムラセ銅器 | 村瀬 哲也 | 444-0814 | 岡崎市羽根町小豆坂151 | 0564-51-2244 | 0564-73-8244 | http://www.murasedouki.com/ |
上記製造者は、掲載の了解を頂いた各事業所について掲載させていただいています。