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三河張子(鐘鬼の面・おころりん)
沿革・特徴
「鐘鬼の面」は、江戸・文化年間(18世紀前半)に、初代の内藤助十氏が冬の農閑期に収入を得るために作り始めたもので、「鬼より恐ろしい鐘鬼さん」と呼ばれ、魔除けや、神様に病気の平癒を願う時に使われました。
3代目の滝三郎氏が始めた「おころりん」は、高さ7cmぐらいの赤い布で子供を包んだ小さな女だるまで、子どもが誕生すると丈夫に育つようにと買われていきました。これが三河目無しだるまの元祖といわれています。
製造工程
木彫原型に和紙を糊付けし、天日で乾燥させて型から外します。胡紛を塗り、面書きをして仕上げます。