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森林・林業研修の実施状況について

森林・林業研修の実施状況について

愛知県森林・林業技術センターで実施している森林・林業研修のようすについて掲載しています。
  • 路網作設高度技能者育成研修

令和元年6月21日から6月24日(計4日間)にかけて、路網作設高度技能者育成研修を実施しました。

1日目は、森林作業道づくりについての講義を行いました。無人航空機(UAV)によるレーザー測量データを活用した路網設計講義では、最新の設計ソフトについて学びました。

路網作設高度技能者育成研修講義

 

 

 

 

 

 

 

2日目には、現地踏査や高ふり(計画高のマーキング)と支障木伐採を行いました。

現場での高ふり

3日目から最終日にかけて、バックホウを使用して土工作業を行いました。受講生の皆さんは交代しながら、バックホウを操作しました。バックホウの順番待ちの間は、他の受講生の操作する様子も真剣に見学していました。

土工作業

最終日は、研修生の皆さんに4日間の研修を振り返ってもらい、修了証を交付しました。この研修で学んだことを今後の作業に活かしていただきたいです。


  • 林業架線作業主任者養成研修

令和元年6月26日から8月1日にかけて、学科8日間、実技9日間の林業架線作業主任者養成研修を実施しました。

学科では、林業架線、運材策道、関係法令についての8日間の学科講習を実施しました。

最終日には学科試験を実施し、受験者全員が合格されました。

7月22日から実技講習を実施しました。

実技講習では実際に受講生がエンドレスタイラー式の架線を設置し、運転操作を行い、撤去作業を行いました。

初めての現場での架線作業でしたが、受講生皆さんで協力し合って、うまく集材作業を行うことができました。

集材機運転の様子

エンドレスタイラー式架線の次には、運材索道の架設、運転、撤去を行いました。

受講生にとっては、初めての運材索道でしたが、講師の指導のもと、うまく設置し、運材索道技術を学ぶことができました。

運材索道設置の様子

運材の様子

研修最終日には、修了者の方に修了証を交付しました。

林業架線作業主任者免許を取得していただき、今後のご活躍を期待しています。


  • 枯損木等特殊伐採技術向上研修

枯損木等特殊伐採技術向上研修は「枯損木等伐倒技術研修」と「アーボリカルチャー技術の習得研修」の2種類の研修を実施しました。

「枯損木等伐倒技術研修」では、伐倒するのに高度な技術が必要とされる枯れ木の伐倒についての研修です。

枯れ木の伐倒作業中に死傷災害が発生した事例は数多くあります。

この「枯損木等伐倒技術研修」では、枯れ木を伐倒する際に、どのような点が危険で、どのようにすればより安全に作業できるのかを、受講生の皆さんに学んでいただきました。

枯損木伐倒の指導

座学で枯れ木の見分け方や注意点、リスクアセスメントについて学んでいただきました。

実習では、受講生が作業計画を立て、枯れ木を伐倒し、講師の方にアドバイスをしていただきました。

通常の生きた立木と違って注意しなければいけないことが多く、受講生の皆さんは真剣に講師のアドバイスを聞いていました。

受講生の皆さんが、この研修で学んだことを、仕事に活かしていただき、安全に作業できることを期待しています。

8月上旬に実施した「アーボリカルチャー技術の習得研修」では、ロープを使って木に登り、リギングテクニックを使って枝を切る研修を行いました。

1日目から2日目にかけてロープの結び方と木に登る方法を習得します。

ロープ結び方指導の様子

2日目には皆さん木登りができるようになっていました。

木登りの様子

3日目は講義でロープの結び方や枝の切り方、切った枝のロープでの運び方などを学びます。

4日目から5日目はチームに分かれて、作業計画を立て、どうやって枝を切って運ぶか考えます。

立てた作業計画は全員の前で発表し、実践します。

作業後は講師の方から注意点や改良点などのアドバイスをいただきました。

作業計画の発表

実際に作業計画を立てて、実践することで、受講生全員学ぶことはたくさんあったようです。

特殊伐採の現場が今後増えていくと思われますので、受講生の皆さんの今後のご活躍に期待しております。


  • 森林施業プランナー育成研修

森林施業プランナー育成研修では、森林の集約化施業を担う「森林施業プランナー」の育成を図る研修を実施しました。

この研修では、「集約化施業の概要」「現地視察」「路網配置の設計」「目標林型」「木材生産の収支計算演習」「工程管理と流通」「グループワーク」といった多くのカリキュラムが組まれています。

全7日間の研修を受講生の皆さんに参加していただきました。

1日目は講義で集約化施業の意義について学び、森林施業プランナーの役割を勉強します。

講義のあとは現地へ行き、森林施業プランナーとして活躍されている講師の森林組合職員から現場での施業などについて説明をしていただきました。

現地視察の様子

2日目は路網配置の計画や設計についての研修です。

地形図を判読して線形を決める作業や、現地でハンドレベルを使って、線形を決める実習を行いました。

路網現地実習の様子

3日目は、目標林型や森林整備の考え方についての研修です。

講義のあとは、グループに分かれて現地で調査を行い、将来どのような森林にしたいか発表していただきました。

目標林型発表の様子

4日目と5日目は木材の生産コストと、収支計算演習についての研修です。

木材生産に生じるコストと、その計算方法について学びますが、慣れない計算に皆さん悪戦苦闘していましたが、最後には利益を計算することができていました。

計算演習の様子

6日目と7日目は、森林経営計画の作成演習と木材流通、工程管理の講義、そしてグループワークです。

森林経営計画の作成演習でも計算しなければいけないところがあり、皆さん真剣に取り組んでいました。

森林経営計画の様子

最後のグループワークでは、集約化施業を行っていくには今後何に取り組めばよいのか皆さんで話し合っていただきました。

集約化施業を進めていくために、受講生皆さん前向きに意欲がわいているようでした。

最後に修了者の方に修了証を交付しました。

これから「森林施業プランナー」に認定されるには試験が待ち受けていますが、研修で得られた知識と技術を武器に活躍していただくことを期待しています。