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エコシステム形成支援統括マネージャー(広域/東三河エリア)設置業務及び東三河スタートアップ機運醸成支援業務の委託先を募集します
質問回答(3/4 更新)
以下の通り質問回答を公表します。
1 事業名
エコシステム形成支援統括マネージャー(広域/東三河エリア)設置業務及び東三河スタートアップ機運醸成支援業務
2 事業の目的
愛知県では、産業の競争力を維持・発展するために、スタートアップを起爆剤とする新たなイノベーション創出のエコシステム形成が喫緊の課題であると考え、2018年10月に「Aichi-Startup戦略」を策定した(2021年3月改定)。
本戦略においては、県のスタートアップ支援拠点「STATION Ai」(2024年10月供用開始予定)と県内各地域の「STATION Aiパートナー拠点(※1)」とが相互に連携・協力し、県内全域でのスタートアップ・エコシステムを形成することを目指している。
この目標の実現のために、「地域におけるスタートアップへの支援」及び「県内全域のスタートアップ・エコシステム形成を視野に入れたSTATION Aiや他地域との連携」の双方を目指す自治体やスタートアップ支援機関等の主体(以下「支援対象主体」という。)に対し、アドバイザリー業務及びエコシステム形成支援活動を実施することで、支援対象主体がそのエリアでの自律的なスタートアップ・エコシステム形成につながる施策を自ら講じていけるようにする。
なお、東三河地域に対しては、2021年度に引き続き支援を行い、当該地域の自律的なスタートアップ・エコシステムの形成に向けた取組をさらに促進するとともに、先行するこの地域の取組をモデルケースとして他地域と連動して事業展開することにより、県内各地域でのパートナー拠点設立や県内全域でのスタートアップ・エコシステムの形成を促進していく。
さらに、東三河地域のスタートアップ支援機運の更なる醸成や域外への波及を狙い、PRにつながるイベントを実施し、活動を後押しする。
(※1) STATION Aiパートナー拠点
県内各地域においてそれぞれの地域特性や強みを活かして主体的にスタートアップ支援に取り組む機関等。現在、東三河地域(豊橋市、豊川市、蒲郡市、新城市、田原市、設楽町、東栄町、豊根村)の行政・大学・支援機関等によるスタートアップ支援組織「東三河スタートアップ推進協議会(2021年10月設立)」を設立と同日付けでSTATION Aiパートナー拠点に位置づけている。
3 委託業務の内容
本事業を実施するに当たり、以下の業務を実施する。
<業務内容>
(1) エコシステム形成支援統括マネージャー(広域/東三河エリア)設置業務
ア 業務の実施体制
・ エコシステム形成支援統括マネージャー(広域/東三河エリア)として2名配置する。
・ 統括マネージャーは、幅広いスタートアップ関連人材(起業家、VC、大学教員等)とのネットワークを有し、MBA取得者、公認会計士、起業経験者、コミュニティマネージャー経験者等の経営又はスタートアップ支援に詳しい者とする。
・ 県内に本業務の活動拠点を置くなど、効果的に支援対象主体への訪問・対面での支援やSTATION Ai株式会社(※2)を始めとした県内のスタートアップ支援機関等との情報共有・連携が行える体制を構築する。
イ 実施業務
(ア) アドバイザリー業務
・ 支援対象主体に対し、自律的なスタートアップ・エコシステムの形成に向けたアドバイザリー業務を実施する。
(イ) エコシステム形成支援活動
・ 支援対象主体に対し、以下の内容に係る知識、ノウハウ習得等、支援対象主体の発展につながるエコシステム形成支援活動を実施する。
○ スタートアップに関する知識
○ それぞれの地域における実情(どのようなスタートアップが活動しているか等)並びに発生している又は発生しうる課題及びその解決手法
○ スタートアップに対する効果的・効率的な支援手法
○ スタートアップに関心がある地域の企業等との連携・協力関係の構築方法
○ 地域内外のスタートアップ関係コミュニティの形成方法
○ 支援対象主体の間における連携・協力関係の構築方法
〈参考〉 実施を期待するエコシステム形成支援活動の例
▼ スタートアップに関する情報収集・市場調査への助言
▼ スタートアップに関する研修会
▼ メンター養成講座 など
(ウ) STATION Ai株式会社等との情報共有・連携等
・ 県内全域でのスタートアップ・エコシステムの形成に繋がるよう、STATION Ai株式会社との間において、定期的に情報共有するとともに、有機的に連携していく。
・ 県内外の各スタートアップ支援機関等と積極的に繋がるなど、情報収集に努める。
(2) 東三河スタートアップ機運醸成支援業務
東三河スタートアップ推進協議会と協働の上、東三河地域がスタートアップ・エコシステムの形成に向けて取り組んだ成果を打ち出すイベントを開催する。
(※2) STATION Ai株式会社
愛知県スタートアップ支援拠点整備等事業の落札者である「ソフトバンク株式会社」が設立した「STATION Ai」の整備・運営を担う特別目的会社。
※ 詳細は本事業仕様書による
4 募集内容
5 契約形態等
(1)契約形態
委託契約
(2)委託金額限度額
42,071,746円(消費税及び地方消費税額を含む)
(3)委託期間
2022年4月1日(金曜日)から2023年3月31日(金曜日)
6 応募方法等
(1)提出期限
2022年3月8日(火曜日) 午後5時必着
(2)提出方法
持参又は郵送(配達証明に限る)、若しくは信書便(手渡ししたことが証明されるものに限る)のいずれかとする。
ただし、持参する場合の受付時間は土日祝を除く午前9時から午後5時までとする。
(3)提出先
〒460-8501 名古屋市中区三の丸三丁目1番2号
愛知県経済産業局スタートアップ推進課
施設整備第二グループ(担当:夫馬・林田・相模)
7 応募資格
応募資格者は、次に掲げる全ての要件を満たす者とする。
(1)財政的基礎が健全に確立されていること。
(2)県税、法人税、消費税及び地方消費税を滞納していないこと。
(3)宗教活動や政治活動を目的とした団体でないこと。
(4)「愛知県が行う事務及び事業からの暴力団排除に関する合意書(平成24年6月29日付愛知県知事等・愛知県警察本部長締結)」に基づく排除措置の対象となる法人でないこと。
(5)応募日現在において手形交換所による取引停止処分を受けてから2年間を経過しないものでないこと、また、6か月以内に手形、小切手を不渡りした者でないこと。
(6)地方自治法施行令(昭和22年政令第16号)第167条の4の規定に該当しない者であること。
(7)愛知県から、製造の請負、物件の買い入れその他の契約にかかる資格停止措置を提案書受付期間に受けていないこと。
8 審査・選定の実施
提出された企画提案書を始めとする書類(以下「提案書」という。)について、形式審査を行った後、選定委員会において選定します。
選定委員会における審査は、提案書に基づく書面審査及び提案者によるプレゼンテーションにより行います。
ただし、4者以上からの企画提案があった場合は、選定委員会での審査に先立ち、県(スタートアップ推進課の職員)において書面による選定を行い、上位3者程度を選定委員会での審査の対象とします。
9 スケジュール(予定)
2022年3月1日(火曜日) 午後5時 | 質問等の提出期限 |
2022年3月4日(金曜日) | 質問等への回答の公表 |
2022年3月8日(火曜日) 午後5時 | 企画提案書の提出期限 |
2022年3月下旬 | 選定委員会の開催、受託候補者の決定 |
2022年3月下旬 | 受託者の決定 |
2022年4月1日(金曜日) | 契約締結、委託業務開始 |
2023年3月31日(金曜日) | 業務完了 |
10 問い合わせ先
〒460-8501 名古屋市中区三の丸三丁目1番2号 (愛知県庁本庁舎地下1階)
愛知県経済産業局スタートアップ推進課 施設整備第ニグループ(担当:夫馬・林田・相模)
TEL:052-954-6859(ダイヤルイン)
E-mail:startup@pref.aichi.lg.jp
※本業務に関する質問等は、電子メールで2022年3月1日(火曜日)午後5時まで受け付けます(表題に「エコシステム形成支援統括マネージャー設置業務等に関する質問」と記載すること)。ただし、企画提案書の具体的な記載方法、記載内容及び評価基準に係る質問については、公平性の確保及び公正な選考を行うため、受け付けません。
なお、質問への回答は、質問者あてに電子メールで回答するほか、3月4日(金曜日)までに愛知県のホームページに掲載します。