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水産業の普及指導
水産課の仕事のうち、水産業の普及指導業務についてご紹介します。
愛知県には13人の水産業普及指導員が在籍し、生産性の向上、経営の近代化及び技術の改良を図るため、漁業者に技術及び知識を普及し、後継者の育成と経営の安定をめざしています。
水産業普及指導員は、漁業者への知識や技術の普及指導のほか、漁業の担い手対策のための研修事業、交流活動、魚食普及のためのPR活動など、様々な業務に取り組んでいます。
漁業技術の指導
のり養殖の指導は、普及指導員の重要な業務です。
漁業者と一緒に干潟の環境調査
分析結果を漁業者に説明
クルマエビの資源量の調査
漁業者グループ活動の支援
漁業者による山に木を植える活動
県が認定した「漁業士」の皆さんが、様々な世代への魚のさばき方教室を行っています。
漁業者の資質向上
普及指導員が指導している漁業者グループの研究活動について、広く漁業者仲間に発表する機会として、「愛知の水産研究活動報告会」を毎年6月に開催しています。
その他にも、漁業者の知識や意識の向上を図るための研修会などを毎年開催しています。
漁業者による研究発表会
新規漁業就業者の確保
若い世代に漁業への就業について認識を深めてもらうため、漁村地域の中学生を対象とした少年水産教室を毎年開催しています。
また、農林漁業への就業に興味を持つ人を対象とした面接会に毎年参画しています。
中学生を対象とした少年水産教室では、地びき網体験や、魚の知識、ロープワークなどを教えます。
少年水産教室の地びき網体験
農林漁業就職面接会
農林漁業就職面接会
魚食の伝道師派遣事業
「魚食の伝道師」として、漁業者と普及指導員が、小学校で出前授業を行っています。
漁業者が獲って来た魚を見せると、子ども達「でかーい!」と大騒ぎ
漁師さんからの魚の説明に、子ども達が目を輝かせて集まってきます。