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一宮西港道路(愛知県区間)の都市計画及び環境影響評価
1.一宮西港道路とは
一宮西港道路は、愛知県一宮市の名神高速道路・東海北陸自動車道一宮ジャンクションから愛知県弥富市の伊勢湾岸自動車道までを結ぶ、延長約28kmの高規格道路です。この道路は、災害に強い道路網の形成を図るとともに、多様な産業の連携と次世代を担う産業の創出、歴史・文化などの地域資源を活用した対流の促進を図る広域幹線道路としての役割を担います。

2.都市計画及び環境影響評価手続
環境影響評価法の規定により、環境影響評価の手続は、対象事業を都市計画決定する場合には都市計画決定権者が事業者に代わるものとして、都市計画の手続に併せて実施することとされています。
本県が都市計画決定権者として環境影響評価を実施する場合には愛知県都市計画審議会環境影響評価調査専門部会要綱第3条に基づき、愛知県都市計画審議会の議決により専門部会を設置し、環境影響評価に関する事項を調査・審議することとなっています。
本手続においては、「一宮西港道路の都市計画決定に関する愛知県都市計画審議会環境影響評価調査専門部会」を設置し、調査、審議しています。

都市計画及び環境影響評価手続の経緯
国により、環境影響評価法に基づく計画段階環境配慮書手続が実施され、令和7年8月に同配慮書を公表されました。令和7年11月からは、愛知県が国から環境影響評価手続を引継いでいます。令和7年12月22日に専門部会を設置し、現在は、方法書及び都市計画の基本方針の案の作成を進めています。
| 年月日 | 都市計画手続 | 環境影響評価手続 |
|---|---|---|
| R7.8.6 | 計画段階環境配慮書の公表(国) | |
| R7.12.22 | 一宮西港道路の都市計画決定に関する愛知県都市計画審議会環境影響評価調査専門部会の設置 | |

