防災対策
●列車の運行について
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地震計を全線9ヵ所に設置して、地震発生時には即時に列車を非常停止させる「地震警報システム」を導入しています。
- 列車運行中、強い地震(震度4以上)の発生を感知したとき、または発生の報告を受けたときは全列車を危険な箇所を避けて速やかに一時停止させ、注意運転または運転中止の措置をとります。
●その他
- 日頃から線路及び諸施設等を点検し、地震による被害の軽減措置の可能なヵ所及び要注意ヵ所を把握して逐次改善を推進しています。
- 資材及び人員の配備並びに救援、救護及び連絡方法等、応急復旧の体制を整えています。
- 高架橋やトンネル等、構造物の耐震補強を実施するとともに、現在建設している構造物は、耐震設計を行い建設しています。
- 東海地震注意情報または警戒宣言が発令された場合及び震度5強以上の地震が発生したときは、社員が直ちに出動できる体制をとっています。
災害時対策
- 災害対策本部を設置して、施設及び車両等の被害状況の早期収集に努めます。
- 現地に災害復旧班を設置するとともに従業員を招集し、早期復旧及び二次災害防止に努めます。
- 駅や施設内に残された旅客の確認をするとともに、被災した旅客の救出及び救護を行います。
運行状況
●東海地震注意情報発表時
- 強化地域内を運行中の列車は原則としてそのまま運転を継続します。
●警戒宣言発令時
- 列車は強化地域内へ進入することができなくなり、同地域内の全列車は最寄りの安全な駅に停車した後、運転を中止いたします。なお、列車は、予め定めた駅(発災時に落石や津波等の発生する恐れの無い安全と認められる駅)に停車し、旅客を避難場所に案内いたします。
- 広報誌、弊社インターネットホームページ、携帯電話ホームページ「名鉄ナビ」への表示等を利用し、警戒宣言が発せられた場合の運行情報、旅客の避難方法等をお知らせします。
復旧対策
- 災害が発生した場合には、従業員は直ちに最寄りの勤務地に出動できる体制をとるとともに、お客様の救出並びに救護ができる体制をとります。
- 応急復旧用資材の所在、機能及び数量等を確認して、災害時に備えています。
- 情報の連絡を密にして迅速に被害状況を把握し、復旧計画及び列車の運行計画を行います。
ご家庭でのお願い
- 東海地震注意情報が発令されましたら、不要不急の旅行等は控えていただき、外出をしている場合は直ちに帰宅することをお願いいたします。
- 警戒宣言が発令されると、列車は強化地域内へ進入することができなくなり、同地域内の全列車は最寄りの安全な駅に停車した後、運転を中止いたします。
- 警戒宣言が解除されたときは、施設及び車両の機能確認等を行った後、列車の運転を再開いたします。
- 列車の運行状況等は、弊社インターネットホームページのほか、携帯電話ホームページ「名鉄ナビ」等を利用してご確認ください。