新城設楽の地形・地質

出沢・横川の花崗岩すざわ・よこかわのかこうがん

ここの花崗岩は新城石英閃緑岩(新城トーナル岩)といいます。特徴は比較的粗粒なため結晶が区別しやすいことと、有色鉱物として黒い長柱状の自形角閃石が黒雲母とともに見られることです。そのため、教材として用いられることもあります。黒雲母は黒っぽい光沢がありますが、角閃石は光沢がほとんどなく長柱状をしていることから、これらの鉱物を容易に見分けることができます。 付近にある鮎滝では、江戸時代からの伝統の「笠網漁」という漁を現在でも行っています。笠網漁とは滝を飛躍して遡上する鮎を竿の先につけた網ですくって捕まえる漁法です。6月から9月の時期には、地元出沢地区の人たちによる漁の風景を見ることができます。

鮎滝で行われている笠網漁の様子
鮎滝で行われている笠網漁の様子
花崗岩
花崗岩
出沢・横川の花崗岩のデータ
項目データ
種類火成岩
事象深成岩(領家花崗岩類)
文化財など-
所在地新城市出沢、横川
緯度・経度北緯 34°56’30.0" 東経 137°32’45.9"

20万分の1日本シームレス地質図 基本版を使用 (→凡例画像)
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