はじめに
新城設楽地域は森林、川、田畑などの多様な環境に恵まれ、季節により様々な種類の野鳥を見ることができます。
こちらでは新城設楽地域で過去に観察されたことのある192種類の野鳥を紹介しています。見慣れた野鳥、見たこともないようなきれいな野鳥、実に変化に富んだ色、姿の野鳥がいることに驚かれることでしょう。
みなさんの家の庭、通勤、通学途中の道端などの身近な場所にも、思いがけず多くの野鳥が暮らしています。それらの野鳥たちを見つけ、ぜひ興味を持って観察してみてください。
参考文献、Webサイトなど
- 愛知県(1996)「愛知の野鳥」
- 愛知県(2002)「レッドデータブックあいち-動物編-」
- 設楽町(1996)「設楽町誌(自然編)」
- 新城市(2003)「しんしろの自然-生態系調査中間報告書-」
- 作手村教育委員会(1982)「作手村誌」
- 津具村(2000)「津具村誌」
- 豊根村教育委員会(1980)「愛知県豊根村の動物」
- 株式会社平凡社(2000)「日本の野鳥590」
- 鳳来寺山自然科学博物館(1993)「鳳来寺山の自然誌」
- 中日新聞
ご協力いただいた機関
- 弥富野鳥園
- 新城市教育委員会(旧作手村教育委員会)
- 設楽町教育委員会(旧津具村教育委員会)
注意事項
- 季節
愛知県内における季節ごとの移動の様子で以下のように分類しています。 - 留鳥(りゅうちょう):1年を通じて同じ場所で見られる鳥
- 夏鳥(なつどり):夏に繁殖のために渡ってくる鳥
- 冬鳥(ふゆどり):冬に越冬のために渡ってくる鳥
- 旅鳥(たびどり):春秋に渡りの途中で立ち寄る鳥
- 迷鳥(めいちょう):台風等の原因で本来いない場所に現れた鳥
- 大きさ(全長)
首を自然に伸ばした状態で、くちばしの先から尾の先までの長さをいいます。
- 生息状況
新城設楽地域におけるその種の生息状況を以下の記号で分類しています。 - ◎:広く分布し数も多い鳥
- ○:場所によってはある程度生息している鳥
- △:記録は少ないが少数生息している鳥
- ×:極めて珍しい鳥
- レッドデータブック
愛知県版レッドデータブックによる評価区分基準を示しています。 - 絶滅危惧IA類
ごく近い将来における野生での絶滅の危険性が極めて高い種 - 絶滅危惧IB類
IA類ほどではないが、近い将来における野生での絶滅の危険性が高い種 - 絶滅危惧II類
絶滅の危険が増大している種。現在の状態をもたらした圧迫要因が引き続き作用する場合、近い将来「絶滅危惧I類」のランクに移行することが確実と考えられるもの - 準絶滅危惧
存続基盤が脆弱な種。現時点での絶滅危険度は小さいが、生息条件の変化によっては「絶滅危惧」として上位ランクに移行する要素を有するもの - 情報不足
評価するだけの情報が不足している種 - 狩猟鳥類
狩猟期間中(11月15日〜2月15日)に狩猟の対象として捕獲が認められている鳥 - 観察された地域
市町村別(平成17年9月以前の合併前の市町村)の記録について以下の記号で分類しています。東栄町と旧富山村はまとまった文献記録が存在しないので割愛しました。
なお、分類が重なる場合はA、B、Cの順で優先しました。 - A:環境保全課職員が直接生息を確認したもの
- B:個人記録を聞き取りにより確認したもの
- C:文献記録があるもの
- 用語
- 成鳥:成熟して、それ以上羽の色などが変化しない段階に達した鳥
- 若鳥:成鳥に達していない鳥
- 夏羽:春から夏の繁殖期に生えそろう羽毛をもつ鳥
- 冬羽:繁殖期以外の時期に生えそろう羽毛をもつ鳥
- 観察年月日
説明文中にある観察年月日は、日-月-年で表しています。月と日を間違えないようにローマ数字で表しています。(例:2006年2月1日 → 1-II-2006)
謝辞
このサイトを作成するにあたり、伊藤仙二氏、倉橋義弘氏、皿井信氏、藤原優年氏には野鳥の観察記録を提供していただきました。この場を借りてお礼を申し上げます。
このページに関する問合せ先
愛知県東三河総局 新城設楽振興事務所 環境保全課
〒441-1365 愛知県新城市字石名号20-1TEL:0536-23-2117(ダイヤルイン)
メールアドレス:shinshiroshitara@pref.aichi.lg.jp