新城設楽の地形・地質

吉祥山の角閃岩きちじょうさんのかくせんがん

吉祥山の山頂付近や南側でみられる緑色~暗緑色の塊状の岩石を角閃岩又は角閃石片岩と呼んでいます。苦鉄質火成岩が比較的高い温度の変成作用を受けてできた変成岩で角閃石と斜長石からできています。山頂付近の風化していない岩石の表面を見ると暗緑色~暗青色をしていて、細かな結晶が肉眼でも見られます。また、林道沿いでは片理が見られる露頭もあります。吉祥山は三波川変成帯の中で角閃岩が産出するため、標高300m以上の20.15haが愛知県自然環境保全地域普通地区として指定されています。

大原調整池より見た吉祥山全景
大原調整池より見た吉祥山全景
角閃岩
角閃岩
吉祥山の角閃岩のデータ
項目データ
種類変成岩
事象三波川変成岩
文化財など-
所在地新城市一鍬田
緯度・経度北緯 34°51’27.9" 東経 137°28’42.3"

20万分の1日本シームレス地質図 基本版を使用 (→凡例画像)
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