新城設楽の地形・地質

新城のナイアガラ下流の淵しんしろのナイアガラかりゅうのふち

新城のナイアガラのすぐ下流の左岸に白っぽい岩石(新城トーナル岩:新城石英閃緑岩)が露出しています。その表面を見ると、たくさんの丸い大きな凹みがあることに気づきます。右岸側の岩の表面にも長径数十cmほどの小さな凹みがたくさん見られます。これらは豊川の河床が現在よりも高かった時期につくられたポットホール(甌穴)群です。この先で広くなった場所は、かつて大きな滝のかかっていた跡です。豊川の中で最も深い淵と見なされていて、横山(2002)によれば最深部は13.5mとのことです。 豊川の河床に近づくことは危険ですので、花の木公園周辺から見学することにしましょう。

新城のナイアガラ下流の淵
新城のナイアガラ下流の淵
新城のナイアガラ下流の淵のデータ
項目データ
種類地形
事象領家花崗岩にできたポットホール・淵
文化財など-
所在地新城市横川
緯度・経度北緯 34°56’45.1" 東経 137°32’43.1"

20万分の1日本シームレス地質図 基本版を使用 (→凡例画像)
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