新城設楽の地形・地質

棚山の溶結凝灰岩たなやまのようけつぎょうかいがん

大量の火山灰が高速で熱を保ったまま流れることを「火砕流」といいます。溶結凝灰岩とはその中で起こる溶結作用によってできる堅固な岩石のことです。軽石を含んでいる場合は、溶結作用と自重により軽石が扁平に押しつぶされていることを観察できます。写真は棚山林道での溶結凝灰岩の露頭です。扁平に押しつぶされた軽石は風化して抜けていますが、その跡が一定方向に並んでいる様子を観察できます。

棚山林道にて
棚山林道にて
棚山の溶結凝灰岩のデータ
項目データ
種類堆積岩
事象新生代新第三紀火砕流堆積物
文化財など-
所在地新城市海老
緯度・経度北緯 35°01’10.9" 東経 137°34’16.5"

20万分の1日本シームレス地質図 基本版を使用 (→凡例画像)
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